文春文庫<br> アドルフに告ぐ 〈第4巻〉

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文春文庫
アドルフに告ぐ 〈第4巻〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784168110160
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

ナチス・ドイツの敗勢は日とともに明らかとなった。ヒットラーは自殺し、残る二人のアドルフの対決する時が来た……全五巻完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

62
第1巻から読み出し止まらなくなって、この第4巻まできた。いきなりあのゾルゲ事件で始まる第4巻。やはり、アドルフ・カウフマンの変わりようが一番怖い。一方、話の展開では、草平と由季江、アドルフ・カミルとエリザ、本多芳男と仁川三重子の三者三様の恋の行方がいいアクセントとなっている。こんな暴力が蔓延る時代はごめんだと、あらためて思い知らせてくれる作品だと感じた。次は最終巻。2015/08/01

眠る山猫屋

58
ここへ来て本多大佐がっ!そして本多大佐の息子がっ!これ、伏線として練られていたのならやっぱり手塚治虫は天才。45年間毎週70ページを描き続けた化け物のクオリティたるや・・・。ゾルゲ事件に連座した本多大佐の息子が自死(?)し、関わった女性たちの心も傷付けられていく。戦火は拡大し、敗戦の足音も聞こえてきたドイツから、カウフマンは密命を帯びてuボートに乗り込むが、そこもまた、地獄のような戦場。2025/06/10

momogaga

34
読メ開始以前の既読本。#Uボート #ヒットラー自滅

Lee Dragon

20
話がよくない方向に進んでいる気がする…どうなってしまうのか2019/04/06

aloha0307

16
カウフマンがネオ・ナチに変貌する過程にいささか無理を感じた(まあ、いいか)遠くまで連なる群衆の描きかたが秀逸(自然なばらつき加減)🖌️時代の闇に抵抗する者、状況をただ受け入れる者、誠意・信念をもちながらも抹殺されてしまう者 などなど を多方面から捉え、ナチスの残虐や特高警察の人間性不在を描く。戦争とはいったい何であったのか…2022/03/12

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