出版社内容情報
「ロボット三等兵」「天才バカボン」他、昭和三、四十年代の傑作を厳選。珍妙な雑誌広告、ブロマイド等も収録、懐かしの"当時"を再現する
内容説明
この本は、昭和30~40年代に少年誌に掲載され人気を博したギャグマンガを精選、集大成したもの。「懐かしのスターアルバム」。「月刊少年誌、(昭和29~31年)少女誌の世界」。「少年誌を飾った名広告、珍広告」。「戦後メンコ大図鑑」。幻の「少年探偵手帳」の特別五大付録付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
6
読了にめっちゃ忍耐がいる本だった。読みだしたのは八月あたりだったんじゃないかしら。手に取っては放り出してを繰り返しての七〇〇頁超。こんなギャグが持て囃されていた時代があり、そしてそれらを読んでいた世代があったんだなぁということを思うにつけ、なんともいえず隔世の感。なにせ道徳的にどうよそれ…といった胸糞悪さを覚えるような作品もあるのだもの。そしてそれがどうやらギャグであるらしいのだ。まぁ一種の考現学的な資料という読み方もできるだろうし、当時の言葉の使い方を観察するのも一興かも。でも現代から見れば概ねダサイ。2016/12/02
Kenshi
0
わちさんぺい「火星ちゃん」夢オチなんだけど目を覚ました後もまだ夢を見ているような、無意識の流れを映像化したような展開が不気味。板井れんたろう作品や山根赤鬼「よたろうくん」などは小気味よく今読んでも面白い。2017/10/16