出版社内容情報
新小岩の商店街の路地裏にある、昔ながらの居酒屋・米屋。
気の利いたおつまみと女将の心のこもったおもてなしが心地よいこのお店、じつはとんでもない秘密があるんです??
今夜も自転車で日本一周中の若者や舞台女優、マジシャン、そして国際テロリストのそっくりさんまで現れて……。
再開発で変わりゆく町を舞台に、変わらない人情と人生の機微を描く居酒屋物語第9弾。
作りやすいと大評判! 時短レシピ付き!
【目次】
内容説明
長旅の途中で東京下町の居酒屋に立ち寄った北海道の大学院生は、女将さんと常連客たちに励まされ一路九州へと自転車を走らせる。果たして彼の恋は叶うのでしょうか?令和に入って開発が進む新小岩の路地裏にひっそりと佇む、なぜか昭和の雰囲気を漂わせる居酒屋「米屋」が、今宵もあなたに贈る八つのハートフルストーリー。
著者等紹介
山口恵以子[ヤマグチエイコ]
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。会社員を経て派遣社員として働きながら松竹シナリオ研究所で学び、2時間ドラマのプロットを多数作成。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務するかたわら、小説の執筆に取り組む。2007年に『邪剣始末』で作家デビューを果たす。13年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
121
毎度おなじみの始まりではあるけれど、今作、秋穗さんの見る夢がパワーアップしてるというか面白かった。そして、お約束のラストも、第四話、第五話の新しいパターンが、すごく良かった。今作の米屋の料理は、キュウリと豚肉の塩焼きそばは、ウチでも作って食べてみたいな。里芋のタラモサラダも魅力的で、酒のアテになりそう。あとは米屋に地酒があれば最高だなあと、毎度、そう思ってます。今月の地酒メニューとか作って、米屋に地酒メニューを置いてほしいなあ。山口恵以子先生、なんとかお願いします。2026/06/15
タイ子
69
シリーズ第9弾。居酒屋「米屋」の女将・秋穂は今日も開店準備までのひとときを昼寝の世界にたゆたっている。夢の内容が毎回とんでもなく面白くなっていくのでこれだけでも短編作品ができるのではないかと。開店後の常連たちを迎えたあとにやってくる心に鬱屈を抱えた何やら訳ありの新規の客。なにせゆうれい居酒屋なもので、昭和の話も昨日の如く、LINEて何?てなるわけで。話が広がらないから変だなで終わるところがいいんだろうな。昔の映画や懐かしの俳優たちが出てきて面白い。章ごとの終わりにやってくる幸せな場面は毎回胸が温かくなる。2026/06/29
Ikutan
58
ゆうれい居酒屋も、もう9巻。パターン化して気軽に読めるので、疲れた時に、ついつい手に取ってしまう。いつもながら、秋穂さんの突飛な夢から。毎回これがなかなか楽しい。今回も、昭和に流行った超能力ブームや映画、時事ネタを盛り込んで、悩める人を救う秋穂さんに、心温まる五つのお話。そして、いつもながらの美味しそうなレンチンメニュー。今回は、ネギ玉温奴と長芋グラタンが気になった。キュウリの塩焼きそばも美味しそう。これからの季節にぴったり。試してみよう。2026/07/15
anne@灯れ松明の火
23
シリーズ9。もう、9巻早いなぁ。新着チェックで予約。秋穂の突拍子もない夢での始まり。初めは苦手だったけれど、だんだん慣れて、面白くなって来た。そして、ラスト近くの秋穂の毅然としたアドバイスは、相変わらず、いい。今巻は、4.5話の〆がパターンと違って、特に5話の〆が良かった。昭和の蘊蓄も満載(そういうのを入れないと、間が持たない?(笑))、時短料理も沢山あって、楽しい。友達からナスを沢山もらったので、レシピはなかったが、ナスの田舎煮を作った。ナスの明太マヨ焼きも作りたい。2026/07/22
なお
14
安全安心のいつもの展開と思いきやちょっと変えてきたお話もあり。なんにしてもホッとする話に癒される。2026/07/04
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