文春文庫<br> 永遠と横道世之介〈上〉

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文春文庫
永遠と横道世之介〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167925154
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『国宝』をはじめ、数々の名作を世に送り出してきた著者による、もう一つの代表作「横道世之介」シリーズの三作目。
39歳になった横道世之介は、カメラマンとして生計を立てている。
世之介が暮らす「ドーミー吉祥寺の南」には、元芸者の祖母が始めた下宿を切り盛りするあけみちゃん、最古参の住人である元芸人の営業マン・礼二さん、書店員の大福さんに、大学生の谷尻くんが暮らしている。ゆるやかで、ありふれた毎日の中に突如現れたのが、世之介の知り合いのベテラン教師・ムーさんの引きこもりの息子、一歩。
個性豊かな住人たちと騒がしく暮らす日々には、見逃してしまいそうなほどに何気ないきらめきが満ちている。季節は少しずつ移り、世之介は最愛の人を思い出す。

カメラマンになっても、39歳になっても、世之介は、やっぱり世之介だ。
誰の人生にもあたたかな光を灯す、永遠の傑作。
(本書からお読みいただいてもお楽しみいただけます。)


【目次】

内容説明

ここは東京郊外に建つ下宿「ドーミー吉祥寺の南」。個性豊かな住人たちと暮らすのは、カメラマンの横道世之介39歳。お調子者で、お人好しで、飾らない。彼のまわりには、いつも他愛ない会話と温かな笑い声があふれている。ありふれた、でもかけがえのない日々は、ゆっくりと騒がしく過ぎる。光に満ちた超人気シリーズ完結編。

著者等紹介

吉田修一[ヨシダシュウイチ]
1968年生まれ。長崎市出身。法政大学経営学部卒業。97年、「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞。2002年、『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞、2007年、『悪人』で第61回毎日出版文化賞と第34回大佛次郎賞、2010年、『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞、2019年、『国宝』で2018年度芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞を受賞。同作は2025年には映画化され大ベストセラーとなり、第7回野間出版文化賞を受賞。2023年、『ミス・サンシャイン』で第29回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kanonlicht

43
シリーズ完結編。39歳になった世之介の1年間が描かれる。うだつが上がらないフリーカメラマンながら、下宿屋を営む内縁の妻とそこに住むさまざまな住人たちとの、のんびりとした、だけど温かい日々。先輩カメラマンがふとこぼした「お前には弱みを見せても恥ずかしくない」という言葉は、世之介の人間性を表す最大の賛辞なのかもしれない。だからこそ彼の周囲には人が集まってくる。世之介になりたいかと言われるとちょっと考えてしまうけど、世之介の友達にだったら間違いなくなりたい。2026/06/19

カブ

30
愛すべき横道世之介にまた会えた。完結編と…。もう会えなくなっちゃうの?下巻へ。2026/07/07

Shun

29
何でもない日々が愛おしく思える稀有な小説。周りの人たちから慕われる横道世之介のそんな日常を描く大人気シリーズの完結巻にあたる。またシリーズものになってはいるが、世之介の最期は既に一巻目で明らかにされている。続編で描かれるのはそんな世之介ロスを埋めるための瞬間を切り取った間章のようなものだが、世之介の人柄をより理解しその人生がさらに彩り豊かなものとなっていく。世之介はいずれ若くして愛する人たちの元から去ると分かっていても、続編を読めるという幸せに興じていたい。2026/06/21

時代

14
いやーいいですね。またまた横道世之助。過去の話はあんまり覚えてないけど、まだ生きてるだけで満足です。おまけに下宿家で暮らしてるしもうたまらん。適当でお調子者で心優しくていい奴なんですよ◎2026/06/18

なおぞう

5
癒しの世之介度:★★★★最近仕事が忙しくなってしまい、本読むことが癒やしになっている。なので、これはうってつけなのである。世之介シリーズで言えば面白さは2>1>3となってしまう。あまりパート3はエピソードとしては薄い気がする。だから再読するとほとんど忘れていた。でもやはり物語としては面白い。下巻に向けてどうな話になるか忘れているけど、楽しみにしたいと思う。その前に村上春樹氏の新作、面白いのかなあ?2026/07/02

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