出版社内容情報
【目次】
内容説明
東京・新宿の定時制高校に通う、年齢も境遇もバラバラの生徒たち。教師の藤竹に誘われ科学部の一員となった彼らは時にすれ違いながら「火星のクレーター」を再現する実験にぶつかっていく。明かりの灯る夜の教室で科学に打ち込むうち、やがて小さな奇跡が―。直木賞作家が描く、NHKドラマで話題の青春小説!
著者等紹介
伊与原新[イヨハラシン]
1972年大阪生れ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻。博士課程修了後、大学勤務を経て、2010年、『お台場アイランドベイビー』で横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。19年、『月まで三キロ』で新田次郎文学賞、25年、『藍を継ぐ海』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
様々な事情を抱えた生徒たちが通う東京・新宿にある都立高校の定時制。「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちが、理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成する青春科学小説。読み書きに難を抱える21歳の岳人、子供時代に学校に通えなかったアンジェラや、不登校で定時制に進学した佳純、東京で集団就職した70代の長嶺。生まれ育った時代も環境も違う生徒たちが定時制に通うことの難しさを描きながら、しっかり向き合う藤竹に支えられて火星のクレーターを再現する実験で学会発表を目指す熱い展開には心揺さぶられました。2026/03/06
mayu
24
定時制高校×科学。定時制高校の科学部が舞台。気になってた作品の文庫化だったけど、やぁ〜めっちゃ良かった!!年齢も境遇もそれぞれに違う生徒たちは抱える事情もさまざまで読んでいて何度も胸が熱くなって涙が溢れる。伊与原さんの小説を読むと科学をわかりやすく描いてくれてありがとうございます!!という気持ちになる。章のタイトルになっている"オプチュニティの轍"は検索して実際に写真見ちゃうよね。原作を読んでからドラマを観ようと思っていたので、ドラマも楽しみ。科学部の生徒たちに勇気と感動をもらえる一冊だった。2026/03/17
shinchan
24
この作品が文庫本になったと知り、もちろんすぐに購入しました。TVドラマ化された時に迷いましたが、やはり原作を優先し観ませんでした。評判通りの心温まるお話し、あっという間に読み終えていました。『藍を継ぐ海』の文庫化は当面ないでしょうなあ!楽しみに待つとしますか、、、。2026/03/14
うさぎや
7
青春だ……!2026/03/13
LaVieHeart
6
こんな部活作られちゃったら、きっとみんな科学が好きになるし研究者になりたくなっちゃうネ!と感じた一冊。部活じゃないまでも、中高生がこの本を読めばきっと、刺さる子には刺さる。 何しろ登場人物が個性的で面白い。そして定時制高校が舞台というのも秀逸。。。と思いきや、何と実際の出来事がモチーフになっているという。まさに「その気になりさえすれば、何だってできる」のだと勇気を貰える。純粋な知的好奇心というのは何にも勝るのだ。 「自動的にはわからない」は何にでも当てはまるスゴい名言だと思った。私も早速使ってみよう(笑)2026/03/17




