出版社内容情報
【目次】
内容説明
なぜ日本は“生きている気”がしない国になったのか。「自分は正義を執行している」と信じる人は時にとてつもなく残酷になれる。尖った言葉が蔓延する社会で「親切」であることの意味を問う言葉の処方箋。『コロナ後の世界』を改題し、文庫化特別企画として『反知性主義』『不寛容論』の著者、森本あんりさんとの対談を収録。
目次
1 「生きている気」がしなくなる国で(「ふつうの人」が隣人を攻撃するとき;都市生活の脆弱性と「ブルシット・ジョブ」 ほか)
2 ゆらぐ国際社会(トランプとミリシア;平等よりもアメリカン・ドリームに惹かれる労働者 ほか)
3 反知性主義と時間(なぜ民衆は愚者支配を支持するのか;酔生夢死の国で;反知性主義者たちの肖像)
4 共同体と死者たち(倉吉の汽水空港でこんな話をした;自戒の仕掛け ほか)
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞2010を受賞。第三回伊丹十三賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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