出版社内容情報
【目次】
内容説明
台湾での研修に招かれた警視庁公安部の倉島は、現地の日系企業で発生したサイバー攻撃と殺人事件の捜査に乗り出す。言語の壁や、台湾当局の妨害により捜査は難航するが、二つの事件のつながりがようやく見つかり―。異国の地で孤立無援の中、見えざる敵の脅威に公安のエースが挑む、公安外事・倉島警部補シリーズ第7弾!
著者等紹介
今野敏[コンノビン]
1955年、北海道生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。大学在学中の78年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞し、作家デビュー。レコード会社勤務を経て、81年より執筆に専念。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞をダブル受賞、「隠蔽捜査」シリーズで17年に吉川英治文庫賞、23年、日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
93
今野さんの公安部倉島警部補シリーズ7作目です。8作目も「ニンジャ」という題名で出版されているようです。今回は同僚が「ゼロ」という公安の研修から戻ってきますが少し人物が変わったのではないかという感じなってきます。その同僚と台湾の警察庁からの依頼で研修を行うことになります。そこで日系の企業での殺人事件に巻き込まれますが、現場の警察官が日本人への偏見を持っているためかなり込み入ったことになります。最後はきちんと決着します。2025/12/07
ひさか
26
オール讀物2022年5月号〜2023年3,4月号掲載のものを2023年11月文藝春秋刊。2025年12月文春文庫化。シリーズ7作目。倉島と西本の台湾での活躍が楽しい。台湾の警察の様子も面白く、ラストでスッキリと事件が解決したこの納得感が良い。2025/12/28
まつけん
7
倉島警部補シリーズ7作目。独自に“作業”を遂行出来る一握りの公安マン“エース”となった倉島は台湾の警察組織のに研修講師として招かれる。「中国共産党と国民党の間で、熾烈なスパイ合戦が行われました〜台湾の諜報機関は、文字通り命をかけて諜報活動を行なっているはずです」そんな台湾で研修講師の“ついで?”に台湾所在の日本企業が受けたサイバー攻撃について調べることに…ロシア諜報機関の庇護を受けていると分析されるハッカー集団・レビルは関わっているのか?「台湾には美人族がいますからね」差別偏見・日本鬼子(リーベングイズ)2026/04/07
minu tanu
7
斜に構えているように見えて内面は熱い漢の西本でもゼロの研修によるプレッシャーからか空回り。見事再生させた倉島も昔はポンコツだったのが感慨深い。2025/12/09
くまみ
6
倉島くんが落ち着いてきて、見ていて(読んでて)安心感も出てきた。西本くんもどうなることやら!?と心配しながら、楽しんだ回。次も楽しみになってくるね。ひとつ、大きく頷いたところ…というか、今野さん、倉島にコレ言わせてくれるんや!と思ったのが、P97の最後5行あたり。それの何があかんのか、と、ずっともやもやしてただけに、倉島くんが言うてくれてちょっとスッキリ。2026/01/05
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