文春文庫<br> 関ケ原純情―真田武士心得〈2〉

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文春文庫
関ケ原純情―真田武士心得〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167924355
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

【2冊連続刊行! いよいよ天下分け目の決戦へ――】
慶長五年、関ケ原の戦いが迫る九月。真田家の若き家臣・鈴木右近、数え十七。主君・真田信幸の密命を胸に、右近は家来の榛名大吉、従僕の権蔵を連れて信州・戸石城を発った。託されたのは、柳生宗矩の名が記された一通の書状――。それを期日までに岐阜・宗章のもとへ届けねば、真田の命運が変わる。

道々の峠は険しく、夜は闇に沈み、昼は野武士が襲撃してくる。背に野太刀を負い、汗と息を刻みながら右近は走る。胸の奥には、ただ一つ、主を愛する気持ち。そしてもう一つ、仇敵・中山九兵衛への燃えるような復讐心。かつて父母を切腹に追いやった男を、必ず討つ――その誓いだけが、若武者を走らせていた。

引き裂かれた真田家、揺れる主従の情、迫る天下分け目の戦い――。そんな中でも、少年はひたすら“純情”を貫く。魂の第二弾!


天下分け目の戦いを前に、真田信幸から鈴木右近に密命が下った。右近の剣の師・柳生宗章の元に、柳生宗矩からの密書を届けよ、と。信濃から岐阜へ、わずか七日の長駆。数々の峻険を越え、地侍の襲撃を退け、主君への忠義と両親の仇討二つの想いを胸に、若武者は家来とただひたすらに駆ける。困難を極める任務の結末はいかに?


右近よ、走れ。
宿命の関ケ原へ!


【目次】

序章  いざ岐阜へ、関ケ原へ
第一章 長駆六十七里を駆ける
第二章 三つ巴紋を探せ
第三章 関ケ原――流星光底長蛇を逸す
第四章 大戦のあとに
終章  右近、変人ナリ

内容説明

天下分け目の戦いを前に、真田信幸から鈴木右近に密命が下った。右近の剣の師・柳生宗章の元に、柳生宗矩からの密書を届けよ、と。信濃から岐阜へ、わずか七日の長駆。数々の峻険を越え、地侍の襲撃を退け、主君への忠義と両親の仇討二つの想いを胸に、若武者は家来とただひたすらに駆ける。困難を極める任務の結末はいかに?

著者等紹介

井原忠政[イハラタダマサ]
2000年、「連弾・デュオ」で第25回城戸賞に入選し、経塚丸雄名義で脚本家デビュー。16年、『旗本金融道(一)銭が情けの新次郎』(経塚丸雄名義)で時代小説家デビューし、翌年に同作で第6回歴史時代作家クラブ賞新人賞受賞。20年、井原忠政名義で「三河雑兵心得」シリーズを刊行開始。同シリーズで『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろしランキング第1位獲得、日本ど真ん中書店大賞2023を受賞。25年、原作とシナリオを担当した『羆撃ちのサムライ』(作画・本庄敬)が第54回日本漫画家協会賞のまんが王国・土佐賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yamatoshiuruhashi

45
第一作からこの人のシリーズものにしては間を置かず第二巻が刊行。読みやすい時代劇で、「三河雑兵心得」「北近江合戦心得」との戦国三部作シリーズとして刊行という大胆な意図をエンタメでトライ。確かに同時代の合戦=国際政治がそれぞれの論理で語られ、しかも想像上の人物が自在に動くものだから、多面的に捉えられて面白いが、人物の混同が生じて来ている。流石に先発で幾巻も先に読んできた三河雑兵心得の面々は覚えているが後の二作の人物との相関を把握しつつ読むのは難儀。本作にも植田茂平がカメオ出演。一言でいえばそれでも面白い。2025/11/19

saga

41
東軍に与した真田信之から託された密書を、西軍・小早川秀秋陣内にいる師匠・柳生宗章に届ける役目を負った右近。雨の山岳越えはしんどそう。同時進行で『三河雑兵心得』シリーズでも関ケ原合戦を描いており、重層的に作品が楽しめる。さて、右近は無事小早川陣に着いたものの、戦が始まってしまう。密書のおかげか、史実どおりに小早川は西軍を裏切り、東軍側として右近も戦働きに出るのだが……仇敵・中山九兵衛と出くわして対決するも、勝敗つかず。たった一日の関ケ原が終わり、師匠の愛娘・沙良と右近も良い雰囲気になって、一先ず良かった。2025/11/10

やま

9
シリーズ2作目。関ヶ原の戦いが直前が舞台。主君の密命を愚直に遂行する右近、仇敵との対決、紗良との距離感も縮まり、面白い展開でした。2025/11/22

coldsurgeon

7
井原戦国物の第三シリーズ。野太刀をふるう大男として、戦国時代末期を疾走する鈴木右近。密書を携え、上田城下より関ケ原に滞腎する小早川家の軍師のもとに、走り続ける。本当に難儀な旅なようだ。関ヶ原の戦いののち、気づけば剣禅一如の通り、少しは精神面で成長したかに見える。物語は続く。2025/11/10

りゅうのすけ

6
今回は関ヶ原の合戦…いつもながら井原忠政さんの時代小説は読みやすくて楽しめます。井原さんの視点が歴史の中心人物ではなく、近いけど少し距離がある人の目で見ているからでしょうか?次巻以降の展開がとっても楽しみです。2025/11/11

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