出版社内容情報
ぼっちのフーデリ販売員が
タワマン地獄で闇堕ち?
パープル企業を退職して、
フードデリバリーの配達員になった湯浅和希。
努力しだいで稼げるものの、
世間の冷たい目にメンタルを削られる日々を送る。
猛暑の中、和希はひょんなことから
レトロな喫茶店に通いはじめる。
マスターは頬に傷持つあの男。
絶品料理を堪能しつつも、
仕事はトラブル続きで、
ついには絶対絶命のピンチに……!
文庫書き下ろし人気シリーズ第11弾。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuko Ohta
12
“おとこめし”ファンの皆さん、11巻が出ていますよん。この薄さといい、字のデカさといい、本が読みたいのに最近なかなか読めずにいる者の救世主(笑)。序盤なかなかあのふたりが出てこないから、いつもこんな調子だったっけと訝っていましたが、こんなもんでしたかね。今回は純喫茶に登場。柳刃の料理に魅せられるのは毎度のこと。書き留めておきたくなる金言があるのも毎度のこと。説教臭くならないのが凄いなぁといつもながら感心します。昼間のメニューはトーストだけらしいけど、そっちも食べてみたいです。永遠に柳刃と火野推しで居たい。2025/10/08