文春文庫<br> 覚悟

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文春文庫
覚悟

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167923709
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

伝説の名シリーズ、復活。
 英国スリラーの誇り高き正統。
 ミステリー史に残るヒーローとともに〈新・競馬シリーズ〉の幕が開く。

 落馬事故で左手を失った元騎手シッド・ハレー。その不屈の意志で競馬界最高の調査員として名を馳せた彼は、6年前に命がけの仕事から引退し、現在は妻子とともに平穏な生活を送っていた。

 だが競馬界の重鎮スチュアート卿から不正の疑惑のあるレースが頻発しているという相談を受ける。調査依頼を固辞したハレーだったが、翌朝、卿は変死を遂げた。自分は依頼を断るべきではなかったのか――? スチュワート卿の遺志を継ぎ、ハレーは卑劣な敵のひそむ闇に敢然と踏む込んでゆく。だが調査を阻止しようとする敵の魔手は彼の身辺に及ぶ……。名作『大穴』『利腕』『敵手』『再起』に登場した名キャラクター、シッド・ハレー登場。

 英国スリラーを代表する伝説の名作、〈競馬シリーズ〉。日本でも著名人や作家はじめ多くの読者に愛されたディック・フランシスの名シリーズが、長らく執筆の協力を務めてきたフェリックス・フランシスの手でよみがえる。〈新・競馬シリーズ〉、ここに始動。

内容説明

競馬界で最高の調査員として名を馳せたシッド・ハレーが引退して6年。彼にレースの不正の調査を依頼してきたスチュアート卿が変死を遂げた。自分は依頼を断るべきではなかったのか?卿の遺志を継ぎ、ハレーは卑劣な敵の潜む闇に踏み込む。名ヒーローが帰ってきた!英国スリラーの誇り高き正統、〈新・競馬シリーズ〉開幕。

著者等紹介

フランシス,フェリックス[フランシス,フェリックス] [Francis,Felix]
1953年、イギリス生まれ。競馬シリーズで知られる作家ディック・フランシスの次男。ロンドン大学で物理学と電子工学を学び、物理の教師を務める。かねてから競馬シリーズ創作に関与、父が長年の執筆パートナーであった妻メアリーを亡くしたあとは、父子連名で『祝宴』『審判』『拮抗』『矜持』の4長編を刊行。父ディックが死去した翌年の2011年、単独名義で『強襲』を発表し、シリーズの継承を宣言した

加賀山卓朗[カガヤマタクロウ]
1962(昭和37)年、愛媛県生まれ。東京大学法学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

56
〈新競馬シリーズ〉3作目にしてシリーズ初翻訳。左手は義手、騎手から調査員、それも引退して6年、妻子と静かに暮らすシッド・ハレーが主人公。一度は断った不正調査だが次第に巻き込まれていく。〈競馬シリーズ〉やイギリスの競馬を知らなくても楽しめると聞いて手にした1冊。全く問題なく楽しめた。結局は妻子を巻き込んでしまうのが女性の立場で見るとスッキリしないが、小説としては、この主人公はとても魅力的。文春文庫海外ミステリーの46年の歴史上はじめて背表紙「緑色」というのも面白い。2025/06/05

道楽モン

53
驚きと懐かしさいっぱいで即入手、即読了。父はかつての名騎手であり、引退後、ミステリ作家として大成功したディック・フランシス。日本では早川書房が全作品を翻訳。名翻訳家・菊池光と共に大いに愛された作品群だ。晩年は次男のフェリックスとの共著を何冊か出し、世代交代を果たした。が、新作の翻訳が途絶えてしまった。ところが今年になり突然、文春文庫で復活! 主人公が毎回変わる中、例外で複数回登場したのがシッド・ハレー。頑張った息子は我々ロートル愛読者を落胆させることは無かった。英国風味たっぷりのエンタメ。続々と翻訳予定!2025/05/21

cinos

42
競馬シリーズは『興奮』だけしか読んでいなくて、シッド・ハレーは知っていましたが、読んでいませんでした。『覚悟』はそれでも楽しめました。踏んだり蹴ったりのひどい目にあいながら最後どうなるのか、ハラハラしながら一気読みでした。『大穴』『利腕』読みたいです。2025/05/28

しゃお

34
ディック・フランシスの跡を息子のフェリックス・フランシスが単独名義で継いでいる、新・競馬シリーズが文春文庫より刊行!見た目も漢字二文字の邦題も何もかもかつてのハヤカワのようで文春さんの覚悟のほどが伺えますw 物語自体は競馬の八百長を仕掛けている悪人によって家族や自身の矜持まで危機にさらされた元騎手で元調査員のシッド・ハレ―の焦燥感と怒りの炎に煽られるかのように、まさに一気呵成。次の項をめくるのももどかしく思いながら一気読み。実は競馬シリーズ、数作しか読んで無かったんですが、これを機に色々読んでみたいです。2025/05/28

ばんだねいっぺい

30
あの児玉清さんも愛した噂に名高い競馬シリーズをようやく読んだら、最高でした。シッド・ハレーの気高くもスリリングな活躍にどきどきが止まりませんでした。2025/05/16

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