出版社内容情報
十津川警部、最後の事件は
壮大にして華麗なトリック!
SLやまぐち号の5号車と乗客32人が
走行中に姿を消した。
戸津川は、乗客のうち、
アメリカ出身の経営者に注目する。
彼の会社が何者かに身代金らしき2億円を
支払ったことが判明し、
事件は解決に向かうかと思われた。
だが、その矢先に、意外な場所で乗客の遺体が見つかる。
捜査を進める先には、
「150年の怨念」ともいえる、
歴史の敗者たちの哀しい叫び声が……。
内容説明
SLやまぐち号の5号車と乗客32人が走行中に姿を消した。十津川は、乗客のうち、米国出身の経営者に注目する。彼の会社が身代金らしき2億円を支払ったことが判明し、事件は解決に向かうかと思われた矢先、意外な場所で乗客の遺体が見つかる。捜査を進める先には「150年の怨念」ともいえる、歴史の敗者達の哀しい叫び声が…。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
昭和5(1930)年、東京生まれ。陸軍幼年学校で終戦を迎えた。都立高校卒業後、人事院に十年余勤務。作家をめざし多くの職業をへて、38年「歪んだ朝」で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞、作家デビュー。その後40年に「天使の傷痕」で第11回江戸川乱歩賞、56年「終着駅殺人事件」により第34回日本推理作家協会賞(長編部門)、平成16年に第8回日本ミステリー文学大賞、22年に第45回長谷川伸賞、31年に第4回吉川英治文庫賞を受賞。大ベストセラー「寝台特急殺人事件」をはじめ、著書多数。トラベル・ミステリーの第一人者である。令和4年3月逝去。享年91(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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