集英社新書<br> なぜ東大は男だらけなのか

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集英社新書
なぜ東大は男だらけなのか

  • 矢口 祐人【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087213034
  • NDC分類 377.28
  • Cコード C0230

出版社内容情報

「男が8割」の衝撃――。女性の“いない”キャンパス。
現役の東大教授による懺悔と決意。
これは大学だけじゃない、日本全体の問題だ!

2023年現在、東大生の男女比は8:2である。
日本のジェンダー・ギャップ指数が世界最下位レベルであることはよく知られているが、将来的な社会のリーダーを輩出する高等教育機関がこのように旧弊的なままでは、真に多様性ある未来など訪れないだろう。

現状を打開するには何が必要なのか。
現役の副学長でもある著者が、「女性の“いない”東大」を改革するべく声を上げる!
東大の知られざるジェンダー史をつまびらかにし、アメリカでの取り組み例も独自取材。
自身の経験や反省もふまえて、日本の大学、そして日本社会のあり方そのものを問いなおす覚悟の書。

【目次】
序 章 男だらけの現状
第一章 東大は男が八割
第二章 女性のいない東大キャンパス――戦前
第三章 男のための男の大学――戦後
第四章 アメリカ名門大学の共学化
第五章 東大のあるべき姿
終 章

【著者プロフィール】
矢口祐人(やぐち ゆうじん)
東京大学大学院総合文化研究科教授、同大グローバル教育センター長、同大副学長。
1966年、北海道生まれ。
米国ゴーシエン大学卒業。
ウィリアム・アンド・メアリ大学大学院で博士号取得。
1998年より東京大学教養学部・大学院総合文化研究科で教える。
専攻はアメリカ研究。
著書に『ハワイの歴史と文化 悲劇と誇りのモザイクの中で』(中公新書)、『憧れのハワイ 日本人のハワイ観』(中央公論新社)、『奇妙なアメリカ 神と正義のミュージアム』(新潮選書)など

内容説明

二〇二三年現在、東大生の男女比は八対二である。日本のジェンダー・ギャップ指数が世界最下位レベルであることはよく知られているが、将来的な社会のリーダーを輩出する高等教育機関がこのように旧弊的なままでは、真に多様性ある未来など訪れないだろう。現状を打開するには何が必要なのか。現役の副学長でもある著者が、「女性の“いない”東大」を改革するべく声を上げる!東大の知られざるジェンダー史をつまびらかにし、アメリカでの取り組み例も独自取材。自身の経験や反省もふまえて、日本の大学、そして日本社会のあり方そのものを問いなおす覚悟の書。

目次

序章 男だらけの現状
第1章 東大は男が八割
第2章 女性のいない東大キャンパス―戦前
第3章 男のための男の大学―戦後
第4章 アメリカ名門大学の共学化
第5章 東大のあるべき姿
終章

著者等紹介

矢口祐人[ヤグチユウジン]
東京大学大学院総合文化研究科教授、同大グローバル教育センター長、同大副学長。1966年、北海道生まれ。米国ゴーシエン大学卒業。ウィリアム・アンド・メアリ大学大学院で博士号取得。1998年より東京大学大学院で教える。専攻はアメリカ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Satoshi

13
書店で見かけて衝動的に購入した。海外の一流大学と比べて女性比率が著しく低い。さらに言えば、人文系の学部でさえ低いという状況は社会的な課題だと思う。また、東大のサークルに「東大女子お断り」となっており、他大学の女子学生にお酌させたり、飲み会ではバカいじり(酷い言葉だ)で盛り上がるなど、このような下賤なことをするために勉強したのかと不快な気分になった。2024/04/07

たいき

3
いかに東大が男のために大学だったのか、いかに社会が男都合で作られたのかをありありと。 だけど、タイトルの問には答えきれていない気がする。 どの層に向けての本なんだろう。このタイトルで読みたくなる人は「何を今更・・・」と思う内容かもしれないなぁと。むしろ不誠実とさえおもう。 ただエンビデンスと引用は豊富だったので、もしかしたら反論したい勢の納得を得られやすいのかも。2024/03/12

Masaki Sato

3
著者は東大の副学長。東大を頂点とする日本の大学が男性中心の論理になっているというのを戦前の正規学生が男性に限られていたこと、戦後女性の進学が認められた後も(学生運動のときでも!)女性は周辺に置かれていたと。初の女性教員とされる中根千枝も(男性の)タテ社会組み込まれることを優先しているようだ。昨今、東大学生の家庭の経済力などはよく取り上げられるが、出身校も中高男子校に偏っており、自分の置かれた環境と実力主義に関する誤解がこの差別構造を温存しかねないという課題感。2024/02/25

TERRY

2
東大に問題があるというより、男性中心の日本社会システムの歪さが、東大に象徴的に表れているということ。政界なんかも全く同じこと何言えます。筆者には「なぜ◎◎は男だらけなのか」シリーズを書いて欲しいですね。2024/04/25

いつき

2
東大の男性教員である矢口先生が書くから意味のある本だったと思う。博士課程にいる身として、こういう教授が東大の中である程度偉くなっているということ自体が希望だなと感じられる。2024/04/14

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