出版社内容情報
大好評〈幽霊〉シリーズ第29弾!
宇野警部と永井夕子が訪れた静かな温泉町では、
いたるところに監視カメラが設置されていた。
かつて娘を誘拐された町長が、町民の安全を守るために始めたのだが、
町全体が不穏な空気に覆われるなか、
設置したはずのカメラが、新たな悲劇を生んでしまう――。
表題作のほか、「隣の芝生が枯れたとき」「失われたハネムーン」「死を運ぶサンタクロース」「他人の空似の顔と顔」「女ともだち」「タダより怖いものはない」の計七篇を収録。
内容説明
“千の目の町へようこそ!”宇野警部と永井夕子が訪れた温泉町では、いたるところに監視カメラが。かつて娘を誘拐された町長による施策だが、常に見張られているようで、町は不穏な空気に覆われている。そんなとき、カメラに“死んだはずの男”が映っていて―。ほかに「隣の芝生が枯れたとき」「失われたハネムーン」など全7篇。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948(昭和23)年2月29日、福岡生まれ。桐朋高等学校卒業。1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、以来ベストセラー作家として活躍。数々の人気シリーズがあり、著作は600冊を超える。2005年に第9回日本ミステリー文学大賞、2016年に「東京零年」で第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。