文春文庫<br> エイレングラフ弁護士の事件簿

個数:
電子版価格
¥1,200
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

文春文庫
エイレングラフ弁護士の事件簿

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月03日 19時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167922788
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

エラリイ・クイーンも太鼓判!
ミステリー史上最高で最凶の弁護士マーティン・エイレングラフ登場!

不敗の弁護士エイレングラフは言う、

「私の報酬は法外ですが、有罪になったら一銭も支払わなくて結構。でもあなたが無罪放免となったなら、もし私が何もしなかったように見えても、必ず報酬を支払っていただきます」

そして依頼人は 必 ず 、無罪となる。たとえ真犯人であっても!

エラリイ・クイーンが大いに気に入って雑誌に掲載した第一作「エイレングラフの弁護」から38年。アメリカン・ミステリーの巨匠ブロック(『八百万の死にざま』『殺し屋』)がじっくり書き継いだシリーズ短編を完全収録。本邦初訳の作品もふくむ全12編。これぞ珠玉。ブラック・ユーモアとヒネリとキレが絶妙にブレンドされた短編ミステリー集。

内容説明

ミステリ史上最高で最凶、絶対負けない弁護士エイレングラフ。法外な報酬でどんな被告人も必ず無罪にしてみせる。そう、たとえ真犯人でも…。エラリイ・クイーンが太鼓判を押した第1作から、38年にわたってじっくり書き継がれた12編を全収録。黒い笑いとキレキレの逆転が絶妙にブレンドされた珠玉の短編集。

著者等紹介

ブロック,ローレンス[ブロック,ローレンス] [Block,Lawrence]
1938年、ニューヨーク州バッファロー生まれ。20代の頃から多数の筆名で旺盛な執筆活動を開始。ブロック名義では私立探偵スカダー、殺し屋ケラー、泥棒バーニイなどのシリーズが日本でも高い人気を誇る。アメリカ探偵作家クラブのエドガー賞最優秀長編賞を92年に『倒錯の舞踏』で受賞した他、同最優秀短編賞を2度受賞、94年には多年にわたるミステリ界への貢献に対して同巨匠賞を受賞している

田村義進[タムラヨシノブ]
1950(昭和25)年、大阪市生まれ。金沢大学法文学部中退。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

161
弁護士としてのエイレングラフのやり方は、どうしても古美門研介を連想する。あれほど人格破綻的で傲慢な部分はないが、裁判に勝つためなら手段を選ばないところはそっくり。しかも起訴前にいつの間にか被告は無実であり、別の真犯人がいたことになっているのだから恐怖すら漂わせる凄腕ぶりだ。依頼人が約束を破ると無実の罪(?)を着せたり、据え膳は遠慮なくいただくなど正義の味方らしさはかけらもない強烈なキャラが際立っている。長年月かけて書かれたのでパターン化は否めないが、作者が気が乗った時に楽しんで書いているのが伝わってくる。2024/11/24

KAZOO

122
ローレンス・ブロックは好みの作家で、私立探偵マット・スカダーや殺し屋ケラーなどのシリーズをほとんど読んできているのですが、このような作品があるとは思いませんでした。12の連作短篇シリーズで弁護士というか裏家業の人物が主役になっています。法廷に入る前にその容疑者の嫌疑を晴らしていくのですが、その手段が肝なのでしょう。各短篇の前には様ざまな作家の文章が掲載されているのが楽しめました。後半は若干食傷気味になりました。2024/10/12

遥かなる想い

91
2025年このミス海外第6位。 悪徳弁護士エイレングラフの短編集である。 無罪を勝ちとるためには 手段を選ばない冷徹さが まさに心地良い。 法廷に立たずして、無罪釈放となるお決まりの パターンが 続くが、短編集には 程よい 安定感がある。 2025/02/24

タツ フカガワ

75
依頼人はすべて無罪にする、負け知らずの弁護士エイレングラフ。何ともユニークな弁護士が扱う12の殺人事件からなる短編集で、第一話からエイレングラフの手法にあ然としながら引き込まれました。ハードボイルドなアル中探偵マット・スカダー・シリーズ以来久しぶりのL・ブロックでしたが、本作の軽妙洒脱な語り口もいいですね。1976~2014年に書かれた短編で、ブラックな味わいのある初期の作品が面白かった。2025/01/17

stobe1904

60
【依頼人を無罪にする弁護士】ユニークなキャラ作りで定評ある巨匠ローレンス・ブロックの短編集。法外な弁護料は有罪の場合は請求せず、無罪の場合は必ず払ってもらう、といったユニークな方針で、依頼人全てを無罪にしてしまう弁護士エイレングラフ。裁判まで進むことなく、新たな証拠や犯人が見つかり依頼人は釈放されることになる…。殺し屋ケラーに続くダークヒーローの誕生がとてもうれしい。70年代から書き継がれてきた短編集だが、古さは感じない。多作な著者だが、第2弾が読めることを切に願う。★★★★☆2024/11/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22067725
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品