出版社内容情報
評判の鴛鴦夫婦の裏の顔──。
娘たちを食い物にする色悪に凜之助が迫る!
日本橋に店を構える榛沢屋の羽左衛門とお多代は、近所でも評判の鴛鴦夫婦。
美貌のお多代は笑顔で今日も客に愛想を振りまく。
だが、羽左衛門は誰にも言えない深い悩みと、妻への暗い情念を抱えていた。
ある日、妻を待ち伏せる羽左衛門の目の前で惨劇が起きる。
折しも、江戸では近頃、若い娘の夜鷹が出没するようになり……。
新米同心・凛之助が、絡み合った事件の切ない真相と、
背後で暗躍する裏組織を追う!
シリーズ91万部突破「おれは一万石」著者、待望の書き下ろし時代小説。
内容説明
日本橋に店を構える榛沢屋の羽左衛門とお多代は近所でも評判の鴛鴦夫婦。笑顔で客に愛想を振りまくが、羽左衛門は妻への暗い情念を抱えていた。ある日、妻を待ち伏せる羽左衛門の目前で惨劇が起きる。折しも江戸には、若い娘の夜鷹が現れるようになり…。新米同心・凜之助が絡み合った事件の真相と背後で暗躍する裏組織を追う!
著者等紹介
千野隆司[チノタカシ]
1951年東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。以後、時代小説を中心に活躍中。2018年「おれは一万石」「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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