内容説明
品が良くて物知りのおばあさまと、料理好きで内気な佐菜。日本橋の老舗「三益屋」に守られていた二人が世間の荒波に放り出され―神田の煮売り屋で働きだすものの客と満足に口もきけない佐菜にある日「家に来て白和えを作って欲しい」という依頼が。工夫で生まれる料理は美味しくためになる!江戸の出張料理、5つのストーリー。
著者等紹介
中島久枝[ナカシマヒサエ]
学習院大学文学部哲学科卒。食と料理をテーマに、雑誌や単行本の企画・構成・編集、ウェブサイト、イベント企画なども行い、2013年時代小説『日乃出が走る 浜風屋菓子話』でポプラ社小説新人賞特別賞受賞。ポプラ文庫より小説家デビュー。2019年「日本橋牡丹堂 菓子ばなし」シリーズと『一膳めし屋丸九』で、日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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