出版社内容情報
妖魔が蔓延る明治東京――。複雑な家に生まれ育った令嬢・深山奈緒は、失踪した友人を探すため不気味な噂の絶えない「あやしの森」に足を踏み入れる。そこで出会ったのは、不思議な一族の血を引いた青年・暁月当真だった。ひょんなことから奈緒は当真の嫁候補に選ばれ、共に妖魔がらみの事件を追うことに。恋愛ファンタジーの名手が贈る、浪漫綺譚シリーズの開幕!
内容説明
妖魔が蔓延る明治東京―。複雑な家に生まれ育った令嬢・深山奈緒は、失踪した友人を探すため不気味な噂の絶えない「あやしの森」に足を踏み入れる。そこで出会ったのは、不思議な一族の血を引いた青年・当真だった。ひょんなことから奈緒は当真の嫁候補に選ばれ、共に妖魔がらみの事件を追うことに。浪漫綺譚シリーズの開幕!
著者等紹介
雨咲はな[アマサキハナ]
2021年に『鳴かぬ緋鳥の恋唄』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷに丸
6
鬱蒼とした森の近くを通りがかると不思議な声が聴こえるヒロインが、友人の失踪をきっかけに妖魔という存在を認識するようになり、その妖魔を倒すために妖魔を封じる力を持つ当真と協力していく姿にぐいぐい引き込まれました。続きがとても気になる終わりだったので2巻も続けて読みたいと思います。2024/06/25
bookshelf_yt07
5
横浜から東京へ越してきた貿易商令嬢の深山奈緒。失踪した友人を探しにあやしの森へ行くと、妖魔退治の一族当主の暁月当真と喋るカラスのアカツキと出会う。しかも奈緒がアカツキの言葉を交わせることから、当真の嫁候補となってしまい。。。2024/05/02
紅羽
5
舞台は明治の東京。お嬢様、奈緒は失踪した友人を捜す中、不思議な青年当真と出会う。最初は反発し合っていた二人が妖魔絡みの事件を追う内にそれだけではない感情が生まれつつあるところで終わっている。一応完結させるものと思っていたらこんなところで終わっているとは。これは続篇もチェックしたいところです。2024/04/12
色素薄い系
4
カラスの赤月がいいキャラしてる。年長だから頼りになるかと思えば奈緒が何らかの能力を発揮したであろう現場では気絶していて全然役に立ってないところがまたポンコツ可愛い。当真と奈緒の関係はまだまだこれからっぽいけど最後どうしてあのような態度を取るに至ったのか気になるので続きが出るのを待ちたい。2024/02/01
万論
4
次は⁈これからを予感させる終わり方。魔ものを使って1話1話進んでいく。面白い。早く次が読みたい。作るよね。2023/12/13