文春文庫<br> 田舎のポルシェ

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文春文庫
田舎のポルシェ

  • 篠田 節子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167921132
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

★篠田節子の魅力全開! 心躍るロードノベル3篇


実家の農家を飛び出した女性
リタイヤした元企業戦士
夫に先立たれた介護士――
それぞれ秘めた思いを抱いて
トラブル連発のロングドライブへ

【収録作】
「田舎のポルシェ」…実家の米を引き取るため大型台風が迫る中、強面ヤンキーの運転する軽トラで東京を目指す女性。波乱だらけの強行軍。
「ボルボ」…不本意な形で大企業勤務の肩書を失った二人の男性が意気投合、廃車寸前のボルボで北海道へ旅行することになったが――。
「ロケバスアリア」…「憧れの歌手が歌った会場に立ちたい」。女性の願いを叶えるため、コロナで一変した日本をロケバスが走る。

内容説明

実家の米を引き取るため、助っ人の車で岐阜から東京へ向かうことになった翠。だが待ち合わせ場所に現れたのは軽トラに乗った強面ヤンキー!さらには大型台風が迫り―。往復1000キロ、波乱だらけの強行軍を描いた表題作ほか、それぞれ秘めた思いを抱いた人々の哀歓を旅のスリルに乗せて届ける珠玉の作品集。

著者等紹介

篠田節子[シノダセツコ]
1955(昭和30)年、東京都生まれ。東京学芸大学卒業後、八王子市役所に勤務。90年「絹の変容」で小説すばる新人賞を受賞し、作家活動に入る。97年「ゴサインタン―神の座―」で山本周五郎賞、「女たちのジハード」で直木賞、2009年「仮想儀礼」で柴田錬三郎賞、11年「スターバト・マーテル」で芸術選奨文部科学大臣賞、15年「インドクリスタル」で中央公論文芸賞、19年「鏡の背面」で吉川英治文学賞を受賞、20年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさきち

80
リアエンジンリアドライブだから軽トラは田舎のポルシェ、素敵なフレーズをいただきました2025/01/12

鍵ちゃん

59
実家の米を引き取るため、助っ人の車で岐阜から東京へ向かうことになった翠。だが待ち合わせ場所に現れたのは軽トラに乗った強面ヤンキー!さらには大型台風が迫り。往復1000キロ、波乱だけの強行軍を描いた表題作ほか、それぞれ秘めた思いを抱いた人々の哀愁を旅のスリルを描いた3篇からなる短編集。「田舎のポルシェ亅もよかったが、「ボルボ亅の初老同士の旅が面白かった。2024/09/28

カブ

52
ロードノベル3作。どれも好きです。台風の最中、岐阜から東京まで往復のロングドライブが軽トラ?!ハラハラドキドキの道中に目が離せない。おんぼろのボルボでの北海道男二人旅もなかなか読ませる。最後は夢に向かって諦めない力強い作品となっている。読んでよかった。2023/12/11

Nao Funasoko

43
ロードノベルの中編3本立て。いずれも登場人物のキャラのたて方とシチュエーション設定が上手くついつい引きこまれる。 三者三様の面白さ。それにしても守備範囲の広い作家さんだなあ。「熊小説」好きな方は収録の「ボルボ」を見落とさないように。 :-) 2023/12/09

エドワード

43
岐阜県の資料館に勤める翠は、東京の実家で作った米を運ぶ車と運転手を、伝手を頼って依頼したところ、現れたのは軽トラに乗った、ツナギに金ネックレスのヤ〇キー、瀬沼君。往復1000キロを田舎のポルシェはひた走る!台風が接近、次々と起きる椿事に警察!ケンカ強さ、ボケと優しさ、反射神経、頭の回転、混迷の時代だ、何が役立つかは本当にわからない。二人の姿から今の日本の現実が見えて来る。続くボルボとロケバスも、快適な自動車旅行が未知と遭遇する!「自力脱出しかなさそうですね。」この車たちは日本社会の比喩ですよね、篠田先生。2023/11/20

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