出版社内容情報
「プロレスラーは本当は強いんです!」
グレイシー伝説を打ち破った日本総合格闘技界のレジェンドが歩んだ道。
タイガーマスクに憧れプロレスを志した少年・桜庭和志。アマレスを学び、プロレスラーになるとサブミッションレスリングに夢中になり、総合格闘技の世界へ。
そしてPRIDEの主役となり、UFCのレジェンドであるホイス・グレイシーを107分の死闘の末に下し、伝説となった。桜庭が“リアルファイトのタイガーマスク”になったのである。
2000年の桜庭の活躍を振り返りながら、グレイシー柔術とは何か、MMAとは何か、格闘技とは何か、UWFとは何か、プロレスとは何かに迫る。
桜庭への幾度にも及ぶインタビューだけでなく、石井和義やホイラー・グレイシー、ホイス・グレイシーにも直撃取材。著者自ら柔術教室にも通い、そのなんたるかを学んだ。まさに体当たりのこの作品は、著者の真骨頂であり『1984年のUWF』の続編であり、『1976年のアントニオ猪木』の最終章でもある。
内容説明
目立たない中堅プロレスラーに過ぎなかった男が、時代の要請に応えるように総合格闘技の世界へ。UFCのレジェンド、ホイス・グレイシーを107分の死闘の末に下し、総合格闘技界の主役となった。桜庭の格闘史を振り返りながら、グレイシー柔術とは、プロレスとは、総合格闘技とは何かに迫った渾身の一冊。
目次
ホール・オブ・フェイム
レスリング
最強の格闘技
UFC2
ヒクソン・グレイシー
道場破り
リアルファイト
PRIDE.1
キングダム
UFC JAPAN
新たなる舞台
PRIDE.4
DSE
悪役登場
柔術と異種格闘技戦
グレイシー柔術
ホイラー・グレイシー
対立する価値観
107分の死闘
ヘンゾ・グレイシーPRIDEからの離脱
HERO’S
DREAM
クインテット
著者等紹介
柳澤健[ヤナギサワタケシ]
1960年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、メーカー勤務を経て、文藝春秋に入社。編集者として「Number」などに在籍し、2003年に退社、フリーライターとなる。07年に処女作『1976年のアントニオ猪木』(文藝春秋)を発表。10年「日本レスリングの物語」でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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