文春文庫<br> 父子船―仕立屋お竜〈4〉

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文春文庫
父子船―仕立屋お竜〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167920791
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

4作目にして早く累計12万部の大ヒットとなりました『仕立屋お竜』シリーズ。表の顔は腕のいい職人、裏の顔は悪党を地獄へ案内する武芸の遣い手という「令和のニューヒロイン・お竜」の艶やかさと武芸の凄みが多くの読者の心をつかんでおります。今回はパートナーの井出勝之助がかつて肌を交わした女性と再会し、自分に子供がいることが告げられます。驚きつつも喜びを隠せない勝之助ですが、その裏には悪党どもの悪だくみが!。痛快×ジーンと胸打つ傑作時代小説の誕生です。

内容説明

お竜の相棒・勝之助の許を訪ねてきたお浪。小さな男の子を連れたお浪は、勝之助に「この子の父親」であることを告げる。驚きつつもわが子との出会いに喜ぶ勝之助だが、その背景にはお浪の哀しい物語があった。二人の再会の真相を知ったお竜は、お浪の悪の縁を断つべく勝之助と立ち上がる。痛快×ジーンと胸打つ傑作時代小説。

著者等紹介

岡本さとる[オカモトサトル]
1961年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹株式会社に入社。同社の90周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。86年、南座「新必殺仕事人 女因幡小僧」で脚本家デビュー。その後、劇場勤務、演劇製作の傍ら脚本を執筆する。92年松竹を退社。フリーとなり「水戸黄門」「必殺仕事人」「雲霧仁左衛門」などのテレビ時代劇の脚本、商業演劇、伝統芸能、音楽劇等多くの舞台の脚本・演出を手がける。2010年『取次屋栄三』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

133
シリーズの第4弾!勝之助が絡む父子の話と、タイトルにもなっている父子の話は『地獄への案内人』元締・文左衛門が贔屓にしている船頭の話だ。「人を幸せにすることが、何よりの幸せではないかー。」そうだね、そういう幸せってたしかにあるよね。別れてもこうして引き合う縁がある。頭の中で活き活きと皆が動いて一気に大団円。もう次を早く読みたい。2023/08/31

タイ子

79
今作は父と息子の物語。ひとつ目はお竜の相棒である井出勝之助の前に昔訳ありの女性と小さな男の子。あなたの息子ですと言われて、覚えのある勝之助は何やら嬉しい。かつての勝之助の生き様を描きながら、真実が見えてくるあたり悪党が登場。悪いヤツはとことん悪く描かないと成敗された時のスカッとさが違いますからね。二つ目はかつて契りを交わした女性と船頭。一緒になるかと思いきや女が裏切りあっさり違う男に。そして、1人の若者が生き方を彷徨っている、その若者こそ船頭の息子。そこに付け入る悪党ども。地獄への案内人の腕が冴える。2023/08/30

真理そら

55
お竜さんと勝之助はそれぞれ女として男として魅力的なのに好みのタイプと違うため二人の間に情感が漂わないのがこのシリーズの魅力かもしれないなあと思う。突然登場した昔の女・お浪と息子に動揺したり喜んだりする勝之助、けれどお浪には辛い事情があって…ということで今回もお竜さんと勝之助のチームワークはぴったり。表題作も父と息子の物語だけれど息子のまっすぐさがまぶしい。2023/08/04

やま

51
お竜の裏家業の相棒である井出勝之助を頼って、六年ぶりに昔の女お浪が、勝太郎6才を連れて相州の大磯から江戸へ出てきました。勝太郎は、凶悪な盗賊一味の頭目藤兵衛に手込めにされて生まれた子供である。お浪は、藤兵衛に勝太郎を取られるのを恐れで大磯を逃れて来ました。が、お浪は、井出勝之助に、勝太郎は、あなたの子だと。井出勝之助は、勝太郎を我が子だと思い可愛がります。が、お竜は……。2025/01/21

ケイプ

20
岡本さとるさんの本で『居酒屋お夏』も同時進行で読んでいて内容も似ているので、あれ?お夏だっけ?お竜だっけ?ってことになることも。こちらはお竜です。地獄への案内人と言う裏の顔を持つお竜と勝之助、そして極悪人は成敗されるのです。2024/04/13

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