内容説明
朴秀美は“クソ田舎”の“底辺”高に通う二年生。ある日“最悪”な出来事を機に大麻の種を手にした彼女は、仲間と学校の屋上で大麻を育て売り捌こうと思いつく。彼女たちのビジネスは、はじめは順調に思えたが、危険は静かに迫り―。満場一致で松本清張賞を受賞。衝動とユーモアが炸裂する青春小説の新たな傑作。
著者等紹介
波木銅[ナミキドウ]
1999年、茨城県生まれ。2021年、『万事快調(オール・グリーンズ)』で第28回松本清張賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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三代目けんこと
27
この青春小説っ、読んだら...「とぶぞ!!」2023/07/08
tetsu
17
★4 奇想天外なストーリーだけどなんかありそうな情景が浮かぶ。著者のうまさなのでしょう。 前半はちょっとだるかったけど、後半は怒涛の一気読み。面白かった。 2025/11/19
オマエ
17
高校の屋上で女子3人が大麻を育てる話。 ブッ飛んでます2024/11/28
lily
15
「私たちの人生ってそんな、ブックオフで百円で買える物語じゃないから」何者かになりたい田舎の底辺工業高校に通う女子高生3人が、大麻の栽培に活路を見出して自らの人生を切り開こうと足掻く。山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』に代表される地方の鬱屈した若者を描く、ある意味よくある物語だが映画やヒップホップなどサブカルの知識量がぶっ飛んでて読者を選びそう。反社会的ではあるが、青春がまぶしい一冊。装丁がキレイ。2023/06/19
えりまき
14
2024(351)第28回松本清張賞受賞。茨城の工業高校の園芸同好会。高校生が大麻を栽培&販売。はちゃめちゃなストーリーだけど、たくさんの文学・映画・楽曲が引用されていて、とっても面白い! 2024/12/18




