文春文庫<br> 写真館とコロッケ―ゆうれい居酒屋〈3〉

個数:
電子版価格 ¥750
  • 電書あり

文春文庫
写真館とコロッケ―ゆうれい居酒屋〈3〉

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2023年11月30日 16時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167920517
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

新小岩の路地裏にある居酒屋・米屋。
ここには、甘酸っぱい初恋やピリ辛の下積み時代、ほろ苦い嘘や挫折など、人生の喜怒哀楽にそっと寄り添い、あなたの背中を押してくれる美味しい料理とお酒があります。だけど、このお店には大きな秘密があって……。
売れっ子のDJや女将さんの亡夫の釣り仲間、写真館の主人などなど、きょうも米屋にはいろいろなお客さんが訪れます。
父と娘、母と息子、すれ違う想いや許されぬ恋、そして忘れられぬひと……素敵な出会いと切ない秘密、読めば必ず元気になれる、ちょっと不思議で温かい居酒屋物語、待望の第3弾。

内容説明

変わりゆく町、新小岩駅南口の商店街の路地裏に佇む居酒屋・米屋。魚拓だらけの店で今夜も女将が腕をふるいます。父と娘、母と息子、すれ違う想いや許されぬ恋、そして忘れられぬひと…。出会いと別れをくり返しながら、みんな生きてゆく。「食と酒」小説で大人気の著者が贈る、あなたにそっと寄り添う居酒屋物語、第3弾。

著者等紹介

山口恵以子[ヤマグチエイコ]
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。会社員を経て派遣社員として働きながら松竹シナリオ研究所で学び、2時間ドラマのプロットを多数作成。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務するかたわら、小説の執筆に取り組む。2007年に『邪剣始末』で作家デビューを果たす。13年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

180
シリーズ第3弾。もう、ホントにおうちでできそうな簡単レシピには目を見張りますね。しかも酒に合いそうなのが尚いいですね。水戸黄門ばりのワンパターンに、ちょっとアクセントがついた今作。確かにいい客ばかりが来るわけないよね。秋穂さんだって、イヤな客はいるよね。そんな感じの悪い客は、やっぱり天罰が当たるわけで、背伸びのしない身の丈に合った生活をしないといけないですね。一見さんが、再度行くにあたって、米屋を探しにくるたびに、必ず聞きに訪ねていく“とり松”。とり松も気になり、行ってみたいですね2023/06/18

タイ子

92
シリーズ第3弾。不思議な居酒屋に今日も悩み多き人たちが敷居をまたぐ。秋穂の居る空間と居酒屋に来る客の間の時代の差が30年ぐらいあるのに、会話をしていると時間差を感じなくなるのが不思議。時に耳慣れない言葉やグッズが出てきてクスッてなると同時に、読んでいる自分は今どこにいるんだろう?って不思議な気分にさせてくれる。「めぐりあう秋刀魚」がいい。これぞ「ゆうれい居酒屋」の真骨頂なる物語かも。出て来る料理のレパートリーが増えてくるのも嬉しい。卵黄の醤油漬けは作ったことあるけど、ホントに美味しい。2023/07/12

Ikutan

70
居酒屋『米屋』の営業は、女将の秋穂さんがうたた寝から目覚めるところから始まる。常連は悉皆屋や釣具屋の主人。美容院『リズ』のマダム。今日もこのお店に、30年の時を遡り、悩みを抱えた人が迷い混む。レンチンで手軽に作れる美味しいお料理と元教師の秋穂さんの的確なアドバイス。すれ違った家族の思いに気付いたり、背中を押されて一歩を踏み出したり。ちょっと不思議な設定も、お決まりの展開なので安心して読めます。巻末にはお手軽料理のレシピ。美味しそうなお料理と心温まる物語。サクッと読めるので、ちょっと疲れた時におすすめです。2023/07/25

ぶんこ

54
山口さんの作品には、簡単なのに美味しい料理がたくさん出てきて、思わず作りたい!となるのが嬉しい。塩昆布とオリーブオイルであえるパスタは超簡単。そして茄子の大葉和えも!1話目の仲違いした母子が時間差で現れ、母が子を追いかけて行く場面にウルっときました。2話目のつれないカレに執着していた自分が、釣りに目覚め、一人遊びの楽しさを知る。また4話目も3年越しの不倫相手の不実にけじめをつける春香さんも素敵。迷子になった飼い猫を家に戻す方法に目が点。唯一行方不明のままで、忘れられない飼い猫にやってあげたかった。2023/10/12

BLANCA

39
シリーズ第3弾。あの世もこの世も、新小岩駅南口の商店街にある居酒屋「米屋」で繋がっている素敵なお話。お店を開ける前、居眠りしている女将・秋穂さんの夢の話が好きです😊 食の思い出…第4話の鮭のコロッケ。「手作りコロッケは手間が多くてトンカツより大変」…。米屋では鮭缶を使っていましたが、私の亡き母は生鮭を焼いてほぐしていました😯 その時には気付かなかった母の手間。秋穂さんに教えられました。料理は苦手と言っていた母が、チャレンジしたレシピだったのかなぁ🥲2023/08/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21172078
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。