内容説明
河岸の船具小屋で付火があり、焼け跡から死体が発見された。報せを聞いた定町廻り同心の朝比奈凜之助は、早速探索をはじめる。同じ頃、祝言を控えた薬種問屋川浦屋の娘お咲が姿を消し、蝋燭問屋増本屋が賊に襲われる事件が相次いで起こった。江戸の町を震撼させる三つの出来事は、ある繋がりをみせて―。シリーズ第二弾。
著者等紹介
千野隆司[チノタカシ]
1951年東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。以後、時代小説を中心に活躍中。2018年「おれは一万石」「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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