文春文庫<br> 妖異幻怪―陰陽師・安倍晴明トリビュート

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文春文庫
妖異幻怪―陰陽師・安倍晴明トリビュート

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167920098
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

稀代の陰陽師・安倍晴明が様々な怪異に挑む「陰陽師」シリーズ。著者による傑作短編に加え、新進気鋭の作家4人が新たな「陰陽師」の物語を紡いでいく。右耳に妖が棲む女房、墓を荒らす奇妙な童、さらには時代を超えて室町の法師陰陽師や、戦乱の世を憂うキリシタン陰陽師も登場。怖くて美しい「陰陽師」の世界が凝縮した一冊。(解説・細谷正充)

収録作品
・露子姫が見つけた不思議な烏毛虫は、食べれば食べるほど大きくなり…(夢枕獏「むしめづる姫」)
・信子姫に仕える、耳のいい女房。彼女は右耳には虫が棲んでいて…(蝉谷めぐ実「耳穴の虫」)
・鳥辺野で騒ぎを起こす少年は、博雅の腕を欲していた。その理由は?(谷津矢車「博雅、鳥辺野で葉二を奏でること」)
・足利義教の時代。法師陰陽師の兄弟が、蘆屋道満の式神に出会う(上田早夕里「井戸と、一つ火」)
・戦国大名・細川幽斎とキリシタン陰陽師が、「連歌」をもって妖に挑む(武川佑「遠輪廻」)
・晴明たちが出会った不思議な少年は、唐の国からやってきた「??」だった(夢枕獏「??太子」)

内容説明

稀代の陰陽師・安倍晴明が様々な怪異に挑む「陰陽師」シリーズ。著者による傑作短編に加え、新進気鋭の作家4人が新たな「陰陽師」の物語を紡ぐ。右耳に妖が棲む女房、墓を荒らす奇妙な童、さらには室町の法師陰陽師や、戦乱の世を憂うキリシタン陰陽師も登場。怖くて美しい「陰陽師」の世界が凝縮した一冊。

著者等紹介

夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、神奈川県生まれ。1977年、「奇想天外」誌に「カエルの死」が掲載されデビュー。『上弦の月を喰べる獅子』で、1989年に第10回日本SF大賞を受賞。『神々の山嶺』で、1998年に第11回柴田錬三郎賞を受賞。『大江戸釣客伝』で、2011年に第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、翌年に第46回吉川英治文学賞を受賞。2017年に第65回菊池寛賞を受賞

蝉谷めぐ実[セミタニメグミ]
1992年、大阪府生まれ。2020年『化け者心中』で第11回小説野性時代新人賞を受賞し、デビュー。2021年に同作で第10回日本歴史時代作家協会賞新人賞、第27回中山義秀文学賞を受賞

谷津矢車[ヤツヤグルマ]
1986年、東京都生まれ。2012年「蒲生の記」で第18回歴史群像大賞優秀賞受賞。2013年『洛中洛外画狂伝 狩野永徳』でデビュー

上田早夕里[ウエダサユリ]
1964年、兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、デビュー。2011年『華竜の宮』で第32回日本SF大賞を受賞。SF以外のジャンルも執筆し、幅広い創作活動を行っている

武川佑[タケカワユウ]
1981年、神奈川県生まれ。2016年「鬼惑い」で第1回決戦!小説大賞奨励賞を受賞。2017年『虎の牙』でデビュー。2018年、同作で第7回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。2021年『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』で、第10回歴史時代作家協会賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

127
陰陽師短編集の一冊。5人の作家さんが紡ぐ6篇の物語。夢枕獏さんは本家本元、安倍晴明と源博雅が彩る世界。ついつい目の前に拡がるような幻想的な世界を味わえたのが良かった。その夢枕陰陽師にサンドされた4人の作家さんの世界もなかなか。上田早夕里さんは既読なれど、またあきつ鬼に会えたのが懐かしさを運ぶ。一番好みは谷津矢車さん。源博雅の左腕を執拗に求める少年のおどろおどろしさとミステリアスさのバランスが良かった。笛の音も淋しさ誘うのが良い。一つのテーマに絞ったアンソロは作家さんの独創性をたっぷり味わえるのが良いね。2023/06/25

KAZOO

98
「陰陽師」に対するトリビュートというか夢枕獏さんが体調不良のために最新版の陰陽師の単行本が出されないのでこれで代替ということなのでしょうか?夢枕さんの以前いだされている「虫めづる姫」と最近の「なた太子」は今までのシリーズ晴明ものです。ほかの作者さんのは晴明だけではなく様々な時代のものが収められていて(4人の方の作品)それなりに楽しめました。表紙の絵も村上さんが亡くなられたので今後この表紙を書かれた方に代わっていくのでしょうか?2023/03/13

真理そら

69
(夢枕)晴明トリビュートという雰囲気のアンソロジー。夢枕作は(虫愛ずる)露子姫関連が二編。蝉谷めぐ美、谷津矢車、上田早夕里、武川佑。博雅&晴明愛が炸裂している「耳穴の虫(蝉谷)」が一番好きかも。谷津作品は夢枕晴明への愛が感じられて好きだ。「井戸と、一つ火(上田)」は播磨国の法師陰陽師の話で『播磨国妖綺譚(上田)』所収の作品とのこと。楽しい物語だったので『播磨国~』も読んでみようかな。2023/03/17

ポチ

49
夢枕獏さんの晴明•博雅は会話も含めて独特な雰囲気がいいなぁ。陰陽師シリーズをまた読もうかな。2023/04/25

けやき

48
安倍晴明など陰陽師を描いた作品のアンソロジー。夢枕獏の「むしめづる姫」、上田早夕里の「井戸と、一つ火」がよかった。2023/03/12

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