文春文庫<br> 荒ぶるや―空也十番勝負〈9〉

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文春文庫
荒ぶるや―空也十番勝負〈9〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167919801
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

京の都。祇園感神院の西ノ御門前で空也は、往来の華やかさに圧倒されていた。法被を着た白髪髷の古老が空也の長身に目をつけ、ある提案を持ちかける。姥捨の郷では眉月らが空也の到着を待ちわび、遠く江戸の神保小路ではおこんや磐音がその動向を案じる中、武者修行は思わぬ展開を迎えることに。そこへ、薩摩の影が忍び寄り…。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

102
空也十番勝負「荒ぶるや」9巻。空也さん、どの地に行ってもその土地、人々の中に溶け込んで往く事ができるんですね。次巻が楽しみです。2023/03/13

KAZOO

100
佐伯さんの空也のシリーズもあと1巻を残すのみとなりました。今回は、京都でその背の高さからスカウトされて武蔵坊弁慶の役を演じます。あまり勝負には関係ないのですが、武芸ばかりではなくこのようなこともできるということなのでしょう。さらに鞍馬で修行をして若狭の小浜まで出張ることになります。今回はかなりのやり手ですがどうやら相手を琵琶湖の竹生島で倒します。最後は佐伯彦次郎との勝負が待っていることになるのでしょう。次で(5月)終わりでいよいよ佐伯先生のシリーズも吉原裏同心を残すのみとなります。2023/01/18

やま

63
直心影流、坂崎空也の武者修行の物語です。空也は、薩摩藩島津重豪が送った最後の刺客である建部民部を琵琶湖の竹生島神社で討ち果たした。建部民部は、策を弄する異色の剣術家であった。ここに十番勝負のうち九番勝負を終えた空也は、血のつながりのない姉・重富霧子の待つ紀州高野山麓の姥捨の郷へ向かう。そこには、芸州広島から空也と真剣勝負を心待ちにしている佐伯彦次郎が待ち受けている。2023/05/18

yamatoshiuruhashi

51
空也九番目の勝負。あと一冊。真っ直ぐ姥捨の郷に向かうかどうか迷いつつ、京に入れば舞妓を相手の芝居にて弁慶を演ずることになる。京と言えば僧兵も出てきて、これもまた面白い。が、まあ空也が真っ直ぐ目的地に向かえば亡くならずに済んだ命もあったものを、残酷な話でもある。ところで、姥捨の里では霧子、利次郎夫妻と子の力之助、そして眉月も待っているのだが、そこに江戸から正月準備の大荷物が届く最終場面には違和感。そもそも居眠り磐音シリーズでこの姥捨の郷は人に知られず、峻険な土地にあったのではなかったか。開発が進んだかな。2023/01/09

はつばあば

50
なんとまぁ佐伯氏の老人パワーには恐れ入る(笑)。今年に入ってから何冊出版されたか!。しかも京の祇園で空也に弁慶の役どころを与えたり、かっぽれを躍らせたりしてお茶目すぎます(#^^#)。それにしても薩摩の最後の刺客、あざといですわ。京から滋賀の山の中をド~ンと通り抜け、車で通っても鯖街道は味がありました(^^♪2023/07/13

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