出版社内容情報
東川 篤哉[ヒガシガワ トクヤ]
著・文・その他
内容説明
八王子署のドM刑事・小山田聡介の家に住み込みで働く、家政婦で魔法使いのマリィが突然、姿を消した!?寂しき小山田刑事は、たったひとりで難事件に挑むことに。しかし、事件関係者の周囲では三角帽に箒を持った少女の目撃情報が…。本格ミステリと魔法の融合が生み出す驚愕のユーモアミステリ、人気シリーズ完結編!
著者等紹介
東川篤哉[ヒガシカワトクヤ]
1968年、広島県尾道市生まれ。岡山大学法学部卒。1996年、鮎川哲也編『本格推理8』に「中途半端な密室」が初掲載。2002年、『密室の鍵貸します』が光文社カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「Kappa‐One」第一弾に選ばれて長篇デビュー。気鋭のユーモアミステリ作家として注目を集める。『謎解きはディナーのあとで』で、2011年本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じゅーん
18
東川さんらしいユーモア溢れる、魔女と刑事のコメディ・ミステリー完結。楽しく読ませていただきました。2023/03/01
きょん
15
相変わらずのドタバタラブコメ風ミステリ。筆圧を利用したダイイングメッセージの二転三転する扱いが面白かった。マリィと聡介の結婚エピソードは割と軽く終わってしまった。するっと「奥さまは魔女」的になタイトルで再開しそう。2022/11/10
hnzwd
14
魔法使いマリィのシリーズ完結編。前作での別れから考えるとあっさりした復活でしたが、まあ、そういうシリーズなので。ミステリ部分は添え物で、ドタバタを楽しめばよいのでしょう。2024/08/25
くろねこ
11
登録し忘れてたシリーズ最終巻。 前巻もラストっぽいタイトルだったけど、今回はホントにラストでした。 最後までゆるーいミステリーで気を抜いて愉しめてよかった🙌🏻2022/11/30
ハゲおやじ
10
お気に入りの作者。とうとう 完結。前作で おしまい って感じだったんだけどなぁ…。マリィと聡介は絶妙な関係だったので やっぱりそうなるよねぇ。短編4つの構成で、犯人も犯行も先に提示されて 犯人を追い詰める形式(こういうの何て言ったのか忘れたけど)。「五本の傘」は、ちょっと偶然が重なり過ぎかな と思うけど、現実には有り得ない設定だから 細かな事は考えずに読むのがベストだね。この緩さが私には合っているんだなぁ(って どうでも良いね)。そうそう、表紙に 私の好きな椿木警部が居ないのは なぜ?2023/02/25