文春文庫<br> 無防備都市―禿鷹〈2〉

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文春文庫
無防備都市―禿鷹〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167919207
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ハゲタカの冷酷非情ぶりがグレードアップ!
暗黒警察小説の金字塔第2弾。

渋谷を縄張りにするヤクザ・渋六興行に食い込み、上前をはねる神宮署生活安全特捜班のハゲタカこと禿富鷹秋。
縄張りを侵食しようとする南米マフィア・マスダから送り込まれた殺し屋を返り討ちにした禿富だが、マスダは更なる刺客を放ってきた。さらに、同じ神宮署内にも禿富の横暴を面白く思わない者が、制裁を加えようと暗躍する。
マスダと警察内部の敵の挟み撃ちに会いながら、禿富は持ち前の知恵と腕力で対抗する。

ヤクザにたかり、弱きをくじく、冷酷非情な刑事。彼にかかれば上司もキャリアも関係なし。警察組織を食い荒らし、南米マフィアを翻弄し、さらには関係を持った女性をも平気で見殺しにする。
圧倒的存在感で描かれた悪漢ヒーローの非道ぶりをご堪能あれ。

内容説明

渋谷のヤクザ・渋六興業を食い物にする神宮署の悪徳刑事ハゲタカこと禿富鷹秋。南米マフィア・マスダが送り込んだ殺し屋を倒した禿富に、マスダは更なる刺客を放つ。さらに、神宮署内でも禿富の横暴を憎む者が制裁を加えようと暗躍。強敵たちの挟み撃ちに、禿富は冷酷非情な悪知恵と暴力で立ち向かう。

著者等紹介

逢坂剛[オウサカゴウ]
1943年、東京都生まれ。中央大学法学部卒業後、博報堂に入社。80年、『暗殺者グラナダに死す』で第19回オール讀物推理小説新人賞を受賞。87年、『カディスの赤い星』で第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。97年より執筆に専念。2013年、第17回日本ミステリー文学大賞を受賞。15年、『平蔵狩り』で第49回吉川英治文学賞を受賞。20年、第61回毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sg

12
表紙見て・・・もうこれに尽きる。ずっとワイルド。マイルドにワイルドでワールドワイド。とりあえずカッケーしズリィしおっかねぇ。ってことはつまりは単純におもしれぇ。セロリ。2023/06/28

ひで

2
禿鷹の夜も読みごたえあったが、こちらはそれを上回る濃さ!どこまでも己を徹す禿鷹の強さに次も読みたくなる。 2024/12/01

takao

2
ふむ2024/11/03

depo

0
図書館本。シリーズ第2巻。2025/01/08

黄昏のカーサ

0
非情で非常識だが、魅力的なのはなんなのか。正義でもない、義理人情でもない何か?2024/09/03

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