文春文庫<br> 御留山―新・酔いどれ小籐次〈25〉

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文春文庫
御留山―新・酔いどれ小籐次〈25〉

  • 佐伯 泰英【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167919146
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

先祖の暮らした豊後森藩の地についに降り立った小籐次と息子の駿太郎。
地元の美味と、湧き出る豊かな湯、野湯と風景を味わいつつも、
特産の明礬を利用して権力を増大する国家老一派と、対抗する一派の
不穏な事情を知り、心は晴れない。

一方、山中に暮らす刀研ぎの名人「滝の親方」は、小籐次にそっくりだという。
もしや赤目一族と繋がりが? 

そんな中、藩主・久留島通嘉から小籐次に呼び出しが。
「明朝、角牟礼山本丸で待つ」--
ついに、藩主・久留島通嘉が、江戸から小籐次を連れてきた本当の目的が明かされる。
そして、赤目小籐次一家の帰りを待ちわびる江戸の人々も、
ある計画を進めていた。

『御鑓拝借』から始まった物語が見事ここに完結!


巻末付録「森藩・玖珠山中をゆく~その時、小籐次の背中が見えた」を収録。

内容説明

玖珠山中に暮らす刀研ぎの名人「滝の親方」は、小籐次にそっくりだという。もしや赤目一族と繋がりが?森藩の事情を憂う小籐次のもとに藩主・久留島通嘉からの命が届く。「明朝、角牟礼城本丸にて待つ」―山の秘密を知った小籐次は。『御鑓拝借』から始まった物語が見事ここに完結!記念ルポ「森藩・参勤ルートを行く」収録。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、“文庫書き下ろし時代小説”という新たなジャンルを確立する。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いつでも母さん

143
シリーズ完結!だがしかし、国家老だけが悪役じゃないよね。そもそも旧藩に招かれること自体が胡散臭くはあったが…「角理山は城に非ず、御留山に候」藩主の望みも諫め、やっと江戸へ帰って来た小籐次一行にやれやれだった。新兵衛を彼岸へ送る葬送の舞を以って、完全な代替わりのこのシリーズ。何はともあれ佐伯さんに感謝したい。「長い間楽しませていただきました。」いつか・・その後の様子を番外編で読ませて欲しいと願うわがままな読者は私だけだろうか。2022/08/15

とし

85
新・酔いどれ小籐次「御留山」25巻 最終巻。最後の小籐次のお勤め、藩主久留島道嘉の望みを諫めさせることで長い旅は終わり、彼岸へ旅立を待つ新兵衛の元へ・・・ 小籐次は来島水軍流正剣十手序の舞を、駿太朗は刹那の剣一ノ太刀を披露し物語が完結しました。楽しませて頂きました、感謝。 2022/10/16

KAZOO

84
最後の最後になりました。主人公の所属していた藩にたどり着き、そこを牛耳っていた悪徳家老を最後は出家させます。お城にかかわる秘密なども明かされますがどうも最後は急いで終わらあせた様な感じがしました。三河によって江戸にもどるのですが、江戸での庶民生活などの方がこの最後の数巻の中では楽しめました。もう少しその後の様子があってもいいと感じました。2022/08/04

やま

70
酔いどれ小籐次こと来島水軍流の達人である赤目小籐次と、嫡男の駿太郎との活躍の物語です。豊後森藩主、久留島通嘉が江戸城で大名四家から城なし大名と蔑まれて、下屋敷の厩番であった赤目小籐次が、大名四家の行列から御鑓先を斬った「御鑓拝借」騒動から始まった「酔いどれ小籐次」の物語も。最後は、小籐次親子と一緒に参勤交代で九州の豊後玖珠郡森へ帰って来た藩主が、小籐次に見せたものは、幕府の許しもなく秘かに陣屋(城のない小大名は、城の変わり)の背後の御留山に長年かけて作ってきた城であった。→2022/09/25

TakaUP48

66
森陣屋で、無遠慮に酒を飲めという国家老に、ぶち切れた小籐次は口撃して小気味よく退場を告げる。駿太郎は、いせ屋正八方で世話になり、久留島武道場にて師範にも一目おかれての練習。十一丈滝の親方の所へ父子でいくも、小籐次は親方と滝に打たれ一言も交わさず研ぎを依頼。茶屋で呑んでいた国家老一派を急襲した小籐次は、国家老を出家させ、藩主の城持ち希望も砕く!「角理山は城に非ず、御留山に候」。今巻は、血を見ることもなく、薫子姫を赤目家の娘として迎え、穏やかに終わった。小籐次から駿太郎への代替わりがやって来た!時代は変わる!2022/08/08

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