出版社内容情報
男に騙され覚醒剤に手を染めた娘。父親は娘を救うためある決意をするのだが……。書下ろしで贈る、感動のミステリー。
内容説明
地元を離れ、東京で暮らす娘ののぞみが婚約者の本間を連れて帰省した。父親の順治は、二人を明るく迎えたが、娘のある変化に不審を抱く。心配になった順治は、娘を追って上京することに。どうやらのぞみは、男に騙されて覚醒剤に手を染めているらしい。娘を救うため順治はある行動に出るのだが…。感動のミステリー長編。
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京生まれ。83年「原島弁護士の処置」で、第22回オール讀物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。88年『絆』で第41回日本推理作家協会賞長編部門を、90年『土俵を走る殺意』で第11回吉川英治文学新人賞を受賞する。以降、社会派推理、時代小説の旗手として絶大な人気を誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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