出版社内容情報
武士もまじる五人組が、呉服屋を襲撃し、手代を殺して大金を奪う。鬼彦組は、ひとりひとり、下手人をあげていく。剣戟捕物帳最新刊。
内容説明
深夜の奥州街道を五人の男が足早に歩く。武士も混じるのか、刀を腰に差す者もいる。やがて陰惨な事件が起き―「鬼彦組」の定廻り同心・倉田佐之助は、はやばや主犯格に目星をつけ、探索に乗り出す。今回は「屍視の彦兵衛」こと根津彦兵衛、若手同心の矢口恭四郎、岡っ引きの駒造が大活躍!鮮やかな剣戟場面もお楽しみに。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。教員等を経て作家に。1990年「剣の道殺人事件」(講談社文庫)で第36回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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