文春文庫<br> 満月珈琲店の星詠み―ライオンズゲートの奇跡

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文春文庫
満月珈琲店の星詠み―ライオンズゲートの奇跡

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  • サイズ 文庫判/ページ数 238p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167917920
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

八月の新月、三毛猫のマスターのもとに、美しい海王星の遣い・サラが訪れた。特別に満月珈琲店を手伝うという。人に夢を与えるサラが動いたことで、気後れして母に会えずにいた沙月、自分の気持ちを蔑ろにしてきた藤子、才能の限界を感じた作家の二季草、彼らの心の扉が開かれる。イラストとともに生まれる書き下ろし小説。

内容説明

八月の新月、三毛猫のマスターのもとに、美しい海王星の遣い・サラが訪れた。特別に満月珈琲店を手伝うという。人に夢を与えるサラが動いたことで、気後れして母に会えずにいた沙月、自分の気持ちを蔑ろにしてきた藤子、才能の限界を感じた作家の二季草、彼らの心の扉が開かれる。イラストとともに生まれる書き下ろし小説。

著者等紹介

望月麻衣[モチズキマイ]
北海道出身。2013年、E★エブリスタ主催の電子書籍大賞を受賞しデビュー。16年、『京都寺町三条のホームズ』で第4回京都本大賞を受賞

桜田千尋[サクラダチヒロ]
1987年生まれ。兵庫県三田市出身。イラストレーター。webで発表した「満月珈琲店」のイラストが話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

326
シリーズ第3弾。前作と違って、物語の構成というか雰囲気が違うものの、やっぱりいいですね。海王星のサラが登場。舞台は四国。幼馴染みの男女を手助け。早い段階で先が読めたけど、先が読めてもお釣りがくるほど、なんとも淡く、切なく、そして、泣けた。その切なさは、今回の満月珈琲店のメニューの澄んだブルーのメニューのせいでもあるかもしれない。自分の気持ちを蔑ろにしてはいけない。しっかりと肝に銘じます。占星術は、相変わらずわからないけど、物語はホントに良かった。最終的には心が洗われ温かくなった。2021/12/12

ろくせい@やまもとかねよし

299
自然の偶然と必然を背景にジェンダー、エロスとアガペー、利他の物語。空が同じであることは決してない。そんな空は、太陽が海に溶けるにつれ、海にその移り変わる姿を映しながら海との境界を曖昧に。人間の行動や意識も曖昧で不確か。父親を知らないまま育った娘、強く確かに愛する人を見つけた母親、生育環境を消化できず母親に愛された男性。彼らは利他に確信をもてない。「心を偽っていない」態度で「強引なくらいに肯定」することで曖昧な境界を甘受できると提案か。私をいつも肯定してくれる大切な友人と重なっての感涙、そして確認した利他。2022/04/25

ひさか

205
2021年12月文春文庫刊。川田さんと鮎沢くんの奇跡のような関係を描ききつたのが楽しくて面白い。あとがきでインターステラーの5次元に触れていましたが、本編にもその工夫のあとが見て取れて興味深かったです。2022/04/24

starly

169
まず中身を見る前に今度はどんな美味しそうで幻想的な食べ物のイラストなのだろうか?そんなワクワクで表紙を捲る。ほうっと溜息つくほどの淡い色どりのイラストたち。今回の話しは前回と趣が違ってホロスコープの長々とした説明はなかったが、様々な形での話しを楽しんで読む事が出来た。2021/12/12

155
これまでとは違った雰囲気の作品。不器用な人達の優しい物語2022/06/15

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