文春文庫<br> クリスパー CRISPR―究極の遺伝子編集技術の発見

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文春文庫
クリスパー CRISPR―究極の遺伝子編集技術の発見

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  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167917746
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C0198

出版社内容情報

ゲノム情報を意のままに編集できる「CRISPR-Cas9」。人類は種の進化さえ操るに至った。科学者自ら問う、科学の責任とは。

内容説明

パソコン上で文章を編集するように、あらゆる動植物のDNAを自由に編集する。ノーベル化学賞を受賞した、SFのような究極の遺伝子編集技術は、いかにして発見されたのか?人類の未来をも左右する科学はどのように使われるべきなのか?夢の技術を発見した科学者が綴る、科学の可能性と危険性とは―。

目次

プロローグ まったく新しい遺伝子編集技術の誕生
第1部 開発(クリスパー前史;細菌のDNAに現れる不思議な「回文」;免疫機構を遺伝子編集に応用する;高校生も遺伝子を編集できる)
第2部 応用(アジアゾウの遺伝子をマンモスの遺伝子に変える;病気の治療に使う;核兵器の轍は踏まない;福音か厄災か?)
エピローグ 科学者よ、研究室を出て話をしよう

著者等紹介

ダウドナ,ジェニファー[ダウドナ,ジェニファー] [Doudna,Jennifer A.]
1964年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校化学・分子細胞生物学部教授。フランスのエマニュエル・シャルパンティエ博士と、細菌のDNA塩基の「回文」構造CRISPR(クリスパー)が細菌のウイルス感染防御システムであり、タンパク質酵素Cas9がウイルスのDNA塩基を切断することをつきとめた。2012年、CRISPR‐Cas9が遺伝子編集にも使えることを発表。2020年にシャルパンティエ博士とノーベル化学賞を共同受賞

櫻井祐子[サクライユウコ]
京都大学経済学部経済学科卒業。オックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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