出版社内容情報
〈猫は一生に一度、人間の言葉を話す?〉〈姉から預かった猫が私の人生観を変えて…〉愛しくもミステリアスな猫が大活躍の七編。
内容説明
“仕事と家事・育児にフル回転の私が、余命幾ばくもない猫を引き取り…”“野良出身、今は家に堂々居座るニャアが野犬に襲われまさかの!?”“火事が起きたとき妻と息子達の明暗が分れた。猫は何を見ていたのか?”人気作家7人が猫への愛をこめて贈る、謎と企みに満ちたアンソロジー。猫は何でもわかっている。たぶん。きっと…。
著者等紹介
村山由佳[ムラヤマユカ]
東京都生まれ。2003年『星々の舟』で直木賞、09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞・柴田錬三郎賞・島清恋愛文学賞、21年『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞
有栖川有栖[アリスガワアリス]
大阪府生まれ。2003年『マレー鉄道の謎』で日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で本格ミステリ大賞受賞
阿部智里[アベチサト]
群馬県生まれ。2012年『烏に単は似合わない』で松本清張賞受賞。以後書き続ける異世界ファンタジー「八咫烏」シリーズは絶大な人気を誇る
長岡弘樹[ナガオカヒロキ]
山形県生まれ。2003年「真夏の車輪」で小説推理新人賞、08年「傍聞き」で日本推理作家協会賞(短編部門)受賞
カツセマサヒコ[カツセマサヒコ]
東京都生まれ。ウェブライターとして働きながら2020年『明け方の若者たち』でデビュー
嶋津輝[シマズテル]
東京都生まれ。2016年「姉といもうと」でオール讀物新人賞を受賞
望月麻衣[モチズキマイ]
北海道生まれ。2013年にデビュー。16年『京都寺町三条のホームズ』で京都本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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