文春文庫<br> 群狼の海域―警視庁公安部・片野坂彰

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文春文庫
群狼の海域―警視庁公安部・片野坂彰

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  • サイズ 文庫判/ページ数 407p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167917494
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

地方公務員への国際結婚斡旋に、ロシアンマフィアが暗躍。片野坂率いる特別捜査班は日本の防衛情報が盗まれている事を突き止めるが。

内容説明

地方公務員への国際結婚斡旋にロシアンマフィアが絡んでいる―。警視庁公安部の片野坂彰率いる精鋭チームがさらに調査すると、日本の防衛情報が盗まれている危機が判明。世界中に散り情報収集するメンバーらにロシア‐中国連合が牙を剥く。やがて片野坂は決戦の場を日本海に定め…。大人気書き下ろし公安シリーズ第4弾!

著者等紹介

濱嘉之[ハマヨシユキ]
1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課などを経て、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』(講談社文庫)で作家デビュー。危機管理コンサルティング事務所代表を務めるかたわら、各メディアでコメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

97
社会情勢を読者に知らせる(右よりの視点からの状況)ために登場人物達に長い会話をさせるウザさは相変わらずだが、それに慣れてきた、というか、ええっ!と驚くレベルのことが巻が進むにつれて増えてきて、だんだんとハマってきた。今回は、みなここまでやりますか?という集団となったが、思い返せば、拉致された先で身を守るために寝返ったとみせかけて幹部的働きをしていた猛者もいる班だものね。この作者の他の公安シリーズも読もうかな。2023/09/20

KAZOO

74
濱さんによる公安物4作目です。4人のメンバーそれぞれが一騎当千のつわものという感じで今回は世界各地に散らばります。いつもながら濱さんの独特の世界情勢感や日本の政治家あるいは官僚についての評論のような感じが参考になります。いつも最後はお決まりですが今回はロシア・中国の潜水艦艦隊相手でした。2022/04/16

Yunemo

32
著者が記す世界情勢はどこまで現実的なの、素朴に信じながらも疑問を残したまま。4人の会話の中から滲み出る教養の大切さ、酒と食、なおかつコンピューターの世界と料理の同一性、団塊の世代が負った役割、現実味を帯びる中国のデジタル人民元の方向性(これは目が離せません)等々、大きな刺激が胸に突き刺さります。本作の胆、ロシア、中国の潜水艦艦隊への突拍子もない、また知られざる攻撃、へぇーと想いながらも感嘆。最後の言葉、警鐘かな、日本人の中に残っている「成り行き任せのなし崩し体質」、ホッとしながらも頷くだけしかできません。2022/05/07

海燕

11
元公安警察官の作品として、濱氏の青山望シリーズ、この片野坂彰シリーズと読んできたが、いずれにおいても登場人物による「公安の目から見た」社会や国際情勢の分析についての会話が、作品のみどころのひとつだと思っていた。 ところが、本作ではそちらに重点が偏りすぎた。これまでは冒頭で、反社会グループに属する外国人などが殺害され、その捜査を軸に話が進んだ。今回は、怪しい匂いのする国際結婚の情報がもたらされ、それをベースに話が進むものの、本筋に関係ない情勢分析の会話が多すぎ。好みが分かれるところだ。2022/06/22

GOTI

10
☆☆★警視庁公安部・片野坂彰シリーズ第四弾。そもそも著者作はざっくり言うと警察関連情報30%、酒肴に関する蘊蓄が10%そして主筋である事件解決が60%。ところが本作は公安警察、国防、国際政治に関する情報が60%、酒肴10%で事件部分はあっさりと30%ほどでした。警視庁公安部、片野坂のチームはロシアのマフィアが送り込んだ多数のロシアンパブの女性が地方公務員と結婚し、配偶者から国防に関する情報が漏洩している事実を知る。そこから日本海を巡る国防問題につながり、チームは中国、ロシア、ドイツ、スイスへと飛ぶ。2022/06/17

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