出版社内容情報
無人島の夜釣りに現れた光。夢で見た絵に描かれていたもの。「私」に付きまとう人影。日常の隙間に怪異は潜む。三木住職の実話怪談。
内容説明
ある夜、電気を消して事務所を出ようとし、ふと振り返ると、自分の席には見知らぬ女の姿が。その日から、女の気配が少しずつ私に近付いてきて…(「謎の看護師さん」)。引っ越し先の新居、夜釣りの海辺、夢に見た絵など何気ない日常の隙間に、怪異は潜む。京都・蓮久寺の三木大雲住職が説法を交えて語る“新感覚”怪談、第四弾。
目次
第1章 奇
第2章 気
第3章 忌
第4章 祈
著者等紹介
三木大雲[ミキダイウン]
1972(昭和47)年京都の寺院の次男として生まれる。多くの寺院で修行を積み、2005(平成17)年京都の光照山蓮久寺の第38代住職に就任。怪談を切り口にしたわかりやすい「怪談説法」を確立する。京都日蓮宗布教師会法話コンクール最優秀賞受賞。14年、「稲川淳二の怪談グランプリ」優勝。18年、“最恐”怪談師決定戦「怪談王」優勝。OKOWAチャンピオンシップ初代チャンピオン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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