内容説明
田舎町の教会。牧師の息子、十二歳の早乙女輝は四肢を潰された蛙の断末魔を観察していた。蛙は痛みを感じているのか、絶望に慄いているのか?早乙女はどうしてもそれを知りたかった。彼が信じた神へと続く道は、やがて恐るべき悲劇へと彼を導いていく。“沈黙する神”の声を求め荒野を彷徨う魂の叙事詩。
著者等紹介
貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
昭和43(1968)年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。平成5(1993)年に、第4回鮎川哲也賞の最終候補作となった『慟哭』で作家デビュー。22(2010)年に『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞を、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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