文春文庫<br> そのへんをどのように受け止めてらっしゃるか

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文春文庫
そのへんをどのように受け止めてらっしゃるか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167915674
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

ヒット本のタイトルにもなった『死ぬこと以外かすり傷』を最初に発言した人物って?流行語大賞の候補を選んでいるのは「現政権に反対で若者の流行に疎くスポーツ好きのおじさん」に違いない…ほか、鋭い観察眼と言語センスで巷に溢れる「言葉尻」をとらえ続ける「週刊文春」人気コラム。著者自身が描いた挿絵も痛快!

目次

品川新駅(仮称)の特徴―JR東日本
古よりはためく旗に意味もなく懐かしくなり―野田洋次郎
徐々に膨らんでいった恋愛感情―ザ・ノンフィクション
低能先生と馬鹿にされ殺意か―バズプラスニュース
イライラしたとか、そういう話は今日の論点ではないです―博多大吉
バ美肉おじさん―VTuber
印象深い選手―日刊スポーツ
大臣クラスの方を始め、先輩方が声をかけてくださる―杉田水脈
綺麗なお友達とご来店―鮨小野の主人
第六感の部分が研ぎ澄まされてる―河本準一〔ほか〕

著者等紹介

能町みね子[ノウマチミネコ]
1979年北海道生まれ、茨城県育ち。著書多数。ラジオやテレビでも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中原れい

57
実は部分的に何度も読んでしまった…シリーズ3冊で一番好きかもしれない。風刺のしかた、あおり方、炎上した人への違う角度からのみかたなどが、ますます洗練されてきて冷静、なのに相撲界に関しては熱の入れようが全く違う…それがとても楽しくて。でも一応終わっておこうかなーと思ったのが今日なのです。1冊読まないから再読にならなくても、ちょこちょことまた開くと思う。2020/10/14

アコ

31
著者10冊め。週刊文春連載の時事ネタコラム。2018年6月〜2020年4月のもの。あーこんなことあったなぁと思うものから、記憶から抜け落ちているもの、初耳のものまで。政治関連より社会・文化、そして芸能を取り上げたもののほうが筆が乗っている印象。コミカルながらもおちゃらけすぎず、締めるところはしっかり締めるあたりが好み。この短さが丁度いいかも。隙間時間にぴったり。2021/04/26

たぬ

27
☆3.5 2年くらい前の週刊文春連載エッセーを抜粋したもの。懐かしいなーと当時を思いつつ読んだ。何度か出てきた高輪ゲートウェイ駅を見に行きたくなってきたしじいさん政治家の「デカすぎ自撮り」は笑うしかないし、ひろゆき妻の4コマ漫画もがぜん気になる。2021/07/04

Shimaneko

17
時々誰かのリツイートでTLに流れてくる発言が面白いので、そろそろちゃんと読んでみようかと興味を持った著者。期待を裏切らない絶妙なスパイシー加減で面白かった。文春連載のコラム集だそうでシリーズ3冊目とは知らなんだが、これが初読みでも全然問題なし。「無責任で、過激で、少し差別的で、煽情的なこと」(p.190) を言い散らかす輩が多方面で増殖中の昨今、赤の他人と価値観や倫理観を共有できることの有難みや難しさをしみじみ感じながら読了。神田伯山のおかみさんのエピソードが素敵。2020/12/17

マシュ

13
週刊誌のコラムをまとめたもの。話題の事柄の『言葉尻』を作者がとらえ続けた最新版?2018年6月21日〜2020年4月16日までなので、田舎に住んでいるとはいえ毎日ネットニュースに目を通す私でもすぐ思い出せる話題ばかり。毎日事なかれ主義で曖昧に生き抜いている私にとって、どのコラムも極端な攻撃性はなく、著者の捉え方考え方は羨ましくもあり感心したり驚いたりと、ただただ楽しく読ませていただいた。2021/02/07

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