内容説明
「すき焼きは奥座敷を御利用ください」夏の一日、浅草の老舗店に誘われ至福を味わう。高知の日曜市で可愛い田舍寿司に出会い、伝説のカクテル「雪国」は山形で。家でトライしたのは「練乳入りイチゴ白玉」、懐かしの「あぶたま」、そして熱々ごはんにわさびと醤油の…!深くて美味しい大人気エッセイ。
目次
1 バター再燃(ゆで卵綺譚;土壇場のひと言 ほか)
2 すき焼きを浅草で(釧路の夜;伊東へ行くなら ほか)
3 わさびめし!(あぶたま;塩卵で先回り ほか)
4 貞子さんのおこげ(あの名シーン;酒のちから ほか)
著者等紹介
平松洋子[ヒラマツヨウコ]
エッセイスト。岡山県倉敷市生まれ。東京女子大学文理学部社会学科卒業。食文化と暮らしをテーマに執筆活動を行う。『買えない味』で第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞、『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞受賞
下田昌克[シモダマサカツ]
イラストレーター。1967年、兵庫県生まれ。1994年から2年間、中国、チベット、ネパール、インド、ヨーロッパを旅し、現地で出会った人々のポートレイトを描き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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