出版社内容情報
また、大店に賊が押し入り、番頭を無残にも切り殺して大金を奪い去った。切り口から判断するにかなり腕の立つ剣術家のようだ……。
内容説明
とある夜。深川の油問屋に賊が押し入った。番頭一人を斬殺し、大金を奪う。一部始終を目撃した手代によると、武士を含む七、八人の賊だったという。番頭の死体をあらためると下手人はかなりの手練のようだ。奉行から鬼彦組に探索の命が下る。剣術使いが仲間にいると見当をつけた同心たちは、町の道場に目を付けるのだが…。鬼彦組最大の危機!!
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。教員等を経て作家に。1990年「剣の道殺人事件」(講談社文庫)で第36回江戸川乱歩賞を受賞。近年では書き下ろし時代小説でシリーズ多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
159
「鬼彦組」激闘篇シリーズ。今回の賊は腕も立つ武士が含まれ、なかなか小賢しくてすんなりとはいかない。塒を探す鬼彦組の面々が後を付けられたり、捕らえた一人を助けるのではなく殺したりするのだ。が、そこはやはり鬼彦組の安定したチームワークが楽しい第7弾だった。2020/05/05
とし
77
八丁堀「鬼彦組」激闘篇「餓狼剣」 7巻。同心倉田佐之助を中心に事件解決に活躍する「鬼彦組」今回は彦坂新十朗自ら現場探索に出る機会が多かったな?”激闘篇”も終了か。2020/04/06
犀門
2
No.087★★★☆☆このシリーズ、安定感はあるのだけど、目を見張る展開がないのがねぇ。2020/07/25
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- 和書
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