出版社内容情報
経営コンサルティング会社を営む富澤充。
普通の家庭で育ち、普通の学校を出て、
普通に社会生活を送っている特徴のない男だが、
彼の副業は、一人につき650万円で殺しを請け負う「殺し屋」だった。
スズメバチ駆除業者がスズメバチを殺すように、
ビジネスライクに、危なげなく仕事をこなす富澤だが、
依頼人やターゲットの奇妙な行動がどうも気になる。
依頼人はなぜ病院の駐車場でターゲットを殺してほしかったのか。
不倫の密会で、いままで嵌めていなかった結婚指輪をわざわざ嵌める理由は?
なぜ、女性はある路地に入るとパンプスからビーチサンダルに履き替えるのか。
本作では、富澤の商売敵となる有能な女殺し屋も登場!
殺し屋を主人公にした、日常の謎シリーズ第二弾です。
内容説明
コンサルティング会社を営む男、富澤允。彼には、650万円の料金で人殺しを請け負う「殺し屋」という裏の顔があった。ビジネスライクに「殺し」を請け負い、危なげなく仕事をこなす富澤だが、標的の奇妙な行動がなぜか気になり、仕事の度にその謎を推理してしまう―。殺し屋が解く日常の謎シリーズ、開幕!!
著者等紹介
石持浅海[イシモチアサミ]
1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒業。2002年、カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」に応募した『アイルランドの薔薇』で単行本デビュー。04年『月の扉』が第57回日本推理作家協会賞候補、06年『扉は閉ざされたまま』が第6回本格ミステリ大賞候補。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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いこ
Kazuko Ohta
ハゲおやじ
annzuhime
涼