出版社内容情報
四年前に起きた賭場荒しの事件。江戸から逃げた主犯の浪人が、どうやら江戸に戻ってきているらしい。浪人の目的とは果たして?
内容説明
四年前に起きた賭場荒しの一件で、江戸から逃げた主犯の浪人がどうやら戻ってきているらしい。南町奉行所吟味方与力の秋山久蔵は、急ぎ探索を命じるが、浪人への恨みを晴らそうとするある男の存在が浮かびあがる―。浪人は何故、江戸へ舞い戻ってきたのか?意趣討ちの為に全てを捨てた男の行く末は?大好評シリーズ第六弾。
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年北海道生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以後、刑事ドラマ、時代劇を中心に、監督、脚本家として多くの作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
146
新シリーズの6弾!やはりこのシリーズは面白い。一話目は由松の恋心がちょっと切なかった。二話目からは剃刀久蔵ここにありな感じを堪能した。2019/12/27
やま
84
秋山久蔵御用控シリーズの36作目。新・秋山久蔵御用控シリーズ(第二期)の6作目。文字が大きさは…大。由松が湯島天神の境内で参拝客を相手にしゃぼん玉を売っている、見ていた男の子にしゃぼん液を容れた小さな竹筒と葦の吹き棒をあげると、男の子は、嬉しげに帰って行った。中年の女が男の子を連れ「あの…、この子がしゃぼん玉を貰ったのは本当でしょうか…」と尋ねた。「ああ。売れ残ってね。坊やに貰って貰いましたよ」と、由松は笑った。この中年の女の人が、気立てが良くて、男の子も可愛くて、由松は気に入ったが……(涙)2020/01/08
とし
71
新・秋山久蔵御用控「忍び恋」 6巻。少しずつ世代交代が感じられるが、まだまだ秋山久蔵健在剃刀の切れ味抜群ですね、由松さん、ちょっと切なかったですね。2020/05/30
真理そら
41
第二話「人別帳」は思いがけないタイプの人別帳が登場した。第四話「地廻り」は無常な決着が切ない。2019/12/06
woo
5
まとめ買いしちゃったからとりあえず読破も、もう買わないかな、この作家は😰2020/04/19