内容説明
日本橋の薬種問屋・松田屋に賊が押し入り、千二百両程を盗み去った。が、翌朝にその賊らしい二人が斬り殺されて路上で発見された。仲間割れなのか?盗まれた金は見当たらない。鬼彦組に出動命令が奉行から出た。調べ始めると盗人どもを待ち伏せしていた奴らがいた様子。盗人どもの上前を撥ねる悪党はいったいどんな奴らだ!
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。教員等を経て作家に。1990年「剣の道殺人事件」(講談社文庫)で第36回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
165
鬼彦組激闘篇!安定の第6弾。鳥羽作家の剣劇シーンはいつも面白い。今回は薬種問屋に入った盗賊が上手くいったと引き上げたところ、賊に襲われ千両箱を奪われて仲間二人も殺された事件。盗人の上前を撥ねるなんざ、悪党にもほどがあるたらありゃしない。2019/10/10
とし
62
八丁堀「鬼彦組」激闘篇「強奪」 6巻。盗人共の上前を撥ねるさらなる悪党と彦坂組の対決面白く読めますね。2019/12/26
犀門
2
No.162★★★☆☆盗賊が商家から盗んだ千両箱を武士を頭にした一味が強奪するってストーリー。うーむ、いつものように鬼彦組で解決はしたが、何だかスッキリしないのだ。2019/11/15