出版社内容情報
旗本を訪ねた帰りに柳河藩士が斬殺された。だが藩では事件を闇に葬ろうとしている。はたして下手人は誰か、そして柳河藩の思惑は?
内容説明
旗本の黒崎を訪ねた柳河藩士が帰りに斬殺された。物盗りの仕業ではないが、なぜか藩ではこの件を隠そうとしているようだった。一方、黒崎は書画骨董好きで有名だが悪い噂もあった。そして黒崎家には、若く相当な剣の遣い手の武士がいた。はたして闇討ちの下手人は誰か、そして柳河藩が事件を闇に葬ろうとした理由とは―。
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以後、刑事ドラマ、時代劇を中心に、監督、脚本家として400本以上の作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
148
好きなシリーズ、安定の5巻目。4話とも好い。このシリーズは脇を固める面々もそれぞれに活躍して面白いのだが、やっぱり久蔵がバシバシやるのが好きです(笑)2019/08/14
とし
85
新・秋山久蔵御用控「新参者」5巻。やはり安定感抜群、和馬、二代目柳橋の親分幸吉と手先たち役割分担が完璧ですね、締めはやはり秋山久蔵しっかりと締めてくれますねスッキリです。2019/09/19
やま
82
秋山久蔵御用控35作目「新・秋山久蔵御用控」(第二期)の5作目 2019.08発行。字の大きさは…大。 短編4話からなり、このシリーズは読みやすく、いつも楽しみにしています。 長年このシリーズを読んでいると、久蔵の家族、そして回りを固める弥平次の家族や下っ引き達の事が色々と思い出されてきます。よい物語になっています。長く続けてほしいです。2019/09/05
真理そら
45
「浅葱裏」と「新参者」は若い武士が爽やかで読後感がいい。「粋な女」は粋な年増に目が行く大助ににやにやした。大人に近づいたんだね。2019/08/07
woo
7
”新”だから息子に代替わりと思って既刊6冊暇つぶし用に買い込んだけど、5巻まで読んで未だ軸は同心数馬と久蔵御大😅語彙の貧弱さは相変わらずで”新”になっても”粋な形(なり)の年増”が続きの2ページに5、6回出てくるのはあんまりデショ💢 さらに岡っ引はともかく下っ引や小物が「承知…」何て言うか?普通(笑)兎に角筋立ての単純さは別にイイんだけど、細かいところの言い回しは中学生レベルか😂 途中でヤメて野口卓の「新軍鶏侍」を読んでみたが、こっちは途中で手が止まることは無いので、矢張り酷いなぁ^^;;2020/03/26
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