出版社内容情報
誰が、何を、いつ、なぜ、どのように捏造したのか? 歴史に残る不正事件をスクープ記者が追う。事件のその後も加筆した「完全版」。科学者の倫理を根源から問う傑作――佐藤優
◎大幅増補で真相に迫る完全版◎
iPS細胞を超える夢の万能細胞として、華々しく発表されたSTAP細胞。
そのニュースに日本中が熱狂したのも束の間、論文には次々と疑義が浮上する。
一流科学者が揃いながら、なぜ捏造が起きたのか。そしてSTAP細胞の正体とは。
独自取材を重ねた記者が掴んだ全貌。
大宅壮一ノンフィクション賞、科学ジャーナリスト大賞受賞作に新章を追加!
【目次】
第一章 異例づくしの記者会見
第二章 疑義浮上
第三章 衝撃の撤回呼びかけ
第四章 STAP研究の原点
第五章 不正認定
第六章 小保方氏の反撃
第七章 不正確定
第八章 存在を揺るがす解析
第九章 ついに論文撤回
第十章 軽視された過去の指摘
第十一章 笹井氏の死とCDB「解体」
第十二章 STAP細胞はなかった
最終章 事件が残したもの
あとがき/文庫あとがき/年表
解説・緑慎也
須田 桃子[スダ モモコ]
著・文・その他
内容説明
iPS細胞を超える夢の万能細胞として、華々しく発表されたSTAP細胞。そのニュースに日本中が熱狂したのも束の間、論文には次々と疑義が浮上する。一流科学者が揃いながら、なぜ捏造が起きたのか。そしてSTAP細胞の正体とは。独自取材を重ねた記者が掴んだ全貌。大宅賞受賞作に新章を追加した完全版。
目次
異例づくしの記者会見
疑義浮上
衝撃の撤回呼びかけ
STAP研究の原点
不正認定
小保方氏の反撃
不正確定
存在を揺るがす解析
ついに論文撤回
軽視された過去の指摘
笹井氏の死とCDB「解体」
STAP細胞はなかった
事件が残したもの
著者等紹介
須田桃子[スダモモコ]
1975年千葉県生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了(物理学専攻)。2001年毎日新聞社入社。2006年から東京本社科学環境部記者。STAP細胞事件について書き下ろした『捏造の科学者―STAP細胞事件』で大宅壮一ノンフィクション賞、科学ジャーナリスト大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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