文春文庫<br> 鬼九郎孤月剣―舫鬼九郎〈4〉

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文春文庫
鬼九郎孤月剣―舫鬼九郎〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 678p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167911249
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

父との対面を果たすため九郎は仲間たちと京に向かうが、九郎の存在を厭う父の命を受けた風魔衆が一行に襲いかかる。鬼九郎の運命は?鬼九郎?シリーズ第4弾、堂々完結!



背中一面を覆う愛染明王の刺青。柳生新陰流を基に長くしなる剣を自在に操る、美貌の剣士・舫鬼九郎。天皇を父に、将軍の妹を母に、そして現天皇は双子の妹という、高貴な出自でありながら、内裏と幕府の政争の具となり実父から命を狙われ続ける運命を背負ってしまった。柳生十兵衛、荒木又右衛門、徳川家光、大僧正天海、沢庵和尚……。大江戸オールスターズの大激闘が絢爛豪華に開幕!



解説・西上心太

高橋 克彦[タカハシ カツヒコ]
著・文・その他

内容説明

鬼九郎は己を狙う“敵”と対決するため、柳生十兵衛、荒木又右衛門、幡随院長兵衛ら仲間とともに京に向けて出立する。だが一行の行く手に、敵の命を受けた風魔衆が次々と立ちふさがる―。高貴な出自であるからこそ、政争の具とならざるを得なかった鬼九郎の運命は!?絶好調の時代活劇シリーズ完結編。

著者等紹介

高橋克彦[タカハシカツヒコ]
昭和22(1947)年、岩手県盛岡市に生まれる。早稲田大学商学部卒業後、美術館勤務を経て、58年『写楽殺人事件』で第29回江戸川乱歩賞を受賞。その後、61年『総門谷』で第7回吉川英治文学新人賞、62年『北斎殺人事件』で第40回日本推理作家協会賞、平成4年『緋い記憶』で第106回直木賞、12年『火怨』で第34回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mc6ρ助

12
高橋克彦さんの舫鬼九郞シリーズ、堪能させてもらいました。大江戸ロードバトルアクションノベル、でした。しばらくは高橋さんの時代物を検索して楽しませてもらえそうな予感、フッフッフ。2022/02/03

一五

10
シリーズ前作を読んだのが遥か前すぎて なんも覚えてない。高橋さんらしく 仲間でわいわいやるのが変わらない。強すぎ 隠された身分が高すぎる九郎はこれからも仲間と賑やかにやるのかもしれない。   しかし高橋克彦まったく書いてない?  おーい、新刊2022/10/10

ryohey_novels

5
シリーズ最終巻。ツッコミどころ満載のはちゃめちゃ話だったが、作者の目指す娯楽時代小説としては満点。かつて敵対していた左甚五郎が仲間になったように風魔の西鬼、南鬼、小五郎が、中盤以降の主役、高澤恒志郎、青柳元七といった強者が皆敵から味方となり、200人近くを相手に大乱闘を繰り広げる圧巻のラスト。又右衛門が九郎の理不尽に命を狙われる境遇を嘆くシーンは高橋氏らしい熱があり、明るい展開が続く中、短い文章で泣かされた。まだ続いてほしい気もするが、蛇足になりかねない気もするので丁度良い完結だったと思う。2024/12/23

かわくん

0
舫九郎のシリーズはこれで一応の区切りを迎えたといえようか。第1作からだいぶ時間が経過したが、これまで主人公とかかわった面々の大部分が京を目指すが、そこにさまざまな困難が待ち受ける。娯楽小説として飽きさせない展開。長編だが、次の展開が気になってつい読んでしまう。2018/08/15

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