出版社内容情報
項羽との最終決戦! 大河小説完結篇。
鴻門の危機を脱した劉邦だが、
「西楚霸王」となった項羽により
荒蕪の地である漢中に封じられる。
漢の地より再起した劉邦は、
項羽が率いる楚軍と激戦を繰り返し、
何度も窮地に陥るが、同盟者の協力を
得て、項羽を四面楚歌の状態へ
追い詰めてゆく。
将たるものの器、人間の運命を考えずには
おれない第四巻。大河小説、ここに完結。
解説・湯川豊
宮城谷 昌光[ミヤギタニ マサミツ]
著・文・その他
内容説明
劉邦は「西楚覇王」となった項羽により、荒蕪の地である漢中の王に封じられる。新たに韓信を臣下に得た劉邦は、漢より関中・中原へと進軍し、楚軍との間で激しい戦いを繰り返す。幾度も窮地に陥る劉邦だったが、同盟者の協力により楚軍の糧道を断ち、項羽を追い詰めてゆく。漢王朝を作った劉邦を描く大河小説、ついに大団円!
著者等紹介
宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後帰郷、ながい空白ののち「王家の風日」を完成。平成3年、「天空の舟」で新田次郎文学賞、「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で平成5年度芸術選奨文部大臣賞、「子産」で平成13年の吉川英治文学賞を受賞。平成16年に菊池寛賞を受賞、平成18年に紫綬褒章を受章。「劉邦」で平成27年度毎日芸術賞を受賞。平成28年に旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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