出版社内容情報
秦軍を撃破しいち早く関中を征した劉邦だったが、項羽により漢の地に左遷され、そこから楚漢の最終決戦が始まる。大河小説完結篇。宿敵、項羽登場!
劉邦は項梁の反秦連合に参加し、
項羽と協力して秦と戦い、
彼の勇猛さと、複雑な人間性を知る。
やがて楚王より関中平定という無謀な命を受けた劉邦は、
張良の献策もあり、秦の街を次々に攻略、
ついに秦は降伏する。
そんな劉邦に、鴻門の地で危機が迫っていた。
項羽と劉邦、対照的な二人のリーダー像を作家の目で
見事に描き、深い示唆を与える第三巻!
宮城谷 昌光[ミヤギタニ マサミツ]
著・文・その他
内容説明
項梁の反秦連合に参戦した劉邦は若き項羽と共に秦と戦い、彼の勇猛さと複雑な人間性を知る。やがて楚王より関中平定という無謀な命を受けた劉邦は、張良の献策を生かし、秦の街を次々に攻略。ついに秦は降伏する。そして劉邦は鴻門の地で再び項羽と相見えるのだった。漢王朝を作った劉邦を描く大河小説、疾風怒涛の第三巻!
著者等紹介
宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後帰郷、ながい空白ののち「王家の風日」を完成。平成3年、「天空の舟」で新田次郎文学賞、「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で平成5年度芸術選奨文部大臣賞、「子産」で平成13年の吉川英治文学賞を受賞。平成16年に菊池寛賞を受賞、平成18年に紫綬褒章を受章。「劉邦」で平成27年度毎日芸術賞を受賞。平成28年に旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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三代目 びあだいまおう
KAZOO
優希
再び読書
Haru