出版社内容情報
ぼくんちで生まれたかみさまは、甘えんぼでわがままでお世話がとっても大変。だけど、このところレベルも上がって落ち着いてきている…はずだった…。人間の赤ちゃんを預かることになって、かみさまは赤ちゃんがえりしたんだ!
内容説明
ぼくんちは四人家族です。お父さんにお母さん、ぼく、幸介。そして…かみさま!かみさまのボンテンは、あまえんぼでわがままで、お世話がとってもたいへん。だけど、このところ、レベルも上がって、なんだか大人っぽくなったような…ような!?
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
神奈川県横浜市生まれ。『水妖の森』(岩崎書店)でジュニア冒険小説大賞を受賞、デビュー
木村いこ[キムライコ]
奈良県生まれ。イラストレーター、漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
あっ!二巻が出た!一巻はちょうど絵本を卒業し、徐々に分が多い本を楽しめるようになっていた時期だったので「これ覚えてる?」と出したら「あっ!ぼんてんでしょ!?」と手に取って、笑いながらさっさと読み終わってました。分厚い本読めるようになったもんなあ…。銭天童は結局家ではアニメどまりでしたが、学校で読んでいるそうです。ちぇっ。2022/08/23
白雪ちょこ
18
今回も面白く、可愛らしかった。 赤ちゃんに対して、拗ねた真似をしてしまい ボンテン様が赤ちゃん返りをしているところは、幸太達の気持ちがよくわかり、見ているこちらまでイライラするほどだった。 しかし、いざとなったらやっぱり助けに入るボンテン様は、神様なのかなとも思う。 へそ曲がりの神様がでてきたところや、神格2級を手に入れたところを見ると、シリーズもの的には、全10巻になるのかなと予想。 最後の、2人が抱き合うところは可愛らしく 、ハッピーエンドで良かった。2023/07/17
のほほん
11
かみさまのボンテンはわがままです。すねたり、いじけたり、いじわるしたり大変なだだっ子です。でもちょこっとわかる気がします。赤ちゃんが突然あらわれて小さいお兄ちゃんやお姉ちゃんになった元赤ちゃんはボンテンと同じような気持ちなんじゃないかな。けなげな小さいお兄ちゃんやお姉ちゃんはぐっとがまんしているんだろうね。えらいなぁ。でもボンテンもえらいです。反省して赤ちゃんと仲良しになろうとしたものね。がんばったから神格二段になったね。次はどんな成長をするのか楽しみです。つむじ曲がりの神さまも気になります。2023/07/14
遠い日
7
シリーズ1を未読のまま2から。大島幸介の家の守り神・ボンテンはまだほんの子ども。わがままで甘えん坊。そんな大島家が親戚の赤ちゃんを預かることになったから、さあ大変。ボンテンの焼きもちが炸裂する。赤ちゃんの恵麻ちゃんに対抗して、赤ちゃん返りしてみんなを困らせるだけ困らせる。構ってもらいたいボンテンの内面は、きょうだいができた子どものそれと同じだ。どんなに嫌でもそこをくぐり抜けないとならない。疾風怒濤の一大事だったが、自分の体を張った対応がボンテンの神格をあげた。こうやって経験を積んでいくのかな、ボンテンは。2022/07/11
Mayuko Kamiwada
6
『かみさまのベビーシッター』の第2弾。 前作で神格が一つ上がった神様のボンテン。 甘えん坊なのは変わらないが、少しずつ自分でできるようになってきた。 そんなある日、いとこの赤ちゃんをしばらく預かることになる。 赤ちゃんばかりかまう家族にイライラしてしまうボンテンは赤ちゃん返りをする?!2022/06/27