出版社内容情報
共働き率と出生率で全国平均を上回る北陸三県。幸福度も世帯収入も高い。北陸ならではの協働システムや教育を取材した画期的ルポ。
藤吉 雅春[フジヨシ マサハル]
著・文・その他
内容説明
人口減少による地方消滅時代を迎え、暗い未来予測に溢れる日本。しかし、北陸三県は共働き率と出生率で全国平均を上回り、幸福度も世帯収入も高い。歴史的な逆境を乗り越え続けたこの地方には、平等な協働システムと強い教育力があった。日本ならではの都市再生システムを取材した、画期的レポート。
目次
第1章 「過去」―未来は過去の中にある(発見された遺体;少子化対策を阻んだA級戦犯 ほか)
第2章 「現在」―世界を唸らせた富山市の挑戦(世界でブレークした富山市;住みやすさが負担になる日 ほか)
第3章 「未来」―新しい仕事を創り続ける福井モデル(斜陽産業がいっぱい;なぜ産業が強くなるのか? ほか)
最終章 すべての答えは、学校の授業にあった!(一九九八年に日本は変わった;教育は投資だという「逆算の発想」 ほか)
著者等紹介
藤吉雅春[フジヨシマサハル]
1968年佐賀県鳥栖市生まれ。「週刊文春」「文藝春秋」などでの執筆活動を経て、2014年に創刊した「Forbes JAPAN」編集次長兼シニアライター。著書『福井モデル―未来は地方から始まる』(文藝春秋)は2015年、新潮ドキュメント賞最終候補作になった。2016年には韓国語版が発売され、韓国オーマイニュースの書評委員が選ぶ「2016年の本」で1位。2017年、韓国出版文化振興院により「大学生に推薦する20冊」に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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