文春文庫<br> 劉邦〈1〉

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文春文庫
劉邦〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167910976
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

誇るべき家柄も武威もなかった劉邦が、いかにして家臣と民衆の信望を集め、項羽を倒して漢王朝を打ち立てたかを雄渾に描く。全四巻。劉邦の挙兵までを描く第一巻!



劉邦には超人的な武威も徳もなかったにもかかわらず、項羽を倒して、天下を取った。

このふしぎさを合理のなかにすえなおせば、個の力ではなく、集団の力がそうさせたというしかない。 宮城谷昌光



農民の子に生まれ、五十歳手前まで平凡な一地方官吏に過ぎず、戦闘においても項羽におよばなかった劉邦が、なぜ漢王朝の初代皇帝になれたのか。「集団の力」に着目して、挙兵から皇帝即位までを描いた大河小説全四巻。

リーダーシップについて、人心掌握について、現代のビジネスパーソンにとっても、深い示唆に満ちた作品。

宮城谷 昌光[ミヤギタニ マサミツ]
著・文・その他

内容説明

漢王朝を作った劉邦を雄渾に描く中国歴史長篇第一巻。秦始皇帝は、東南に自らを脅かす「天子の気」を観る。この「五彩の気」を持つ者こそ、一地方官吏に過ぎない劉邦その人であった。始皇帝陵建設の夫役へ向かう途上で職をなげうち山に籠った劉邦は、陳勝・呉広が叛乱を起こし戦雲が覆う中、秦の圧政打倒のため挙兵を決意する。

著者等紹介

宮城谷昌光[ミヤギタニマサミツ]
昭和20(1945)年、蒲郡市に生まれる。早稲田大学文学部卒。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事、創作をはじめる。その後帰郷、ながい空白ののち「王家の風日」を完成。平成3年、「天空の舟」で新田次郎文学賞、「夏姫春秋」で直木賞、「重耳」で平成5年度芸術選奨文部大臣賞、「子産」で平成13年の吉川英治文学賞を受賞。平成16年に菊池寛賞を受賞、平成18年に紫綬褒章を受章。「劉邦」で平成27年度毎日芸術賞を受賞。平成28年に旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

172
時は紀元前200年、キングダムの後の時代である。始皇帝が中華を統一して以降、秦の世が乱れ、やがて2人の英傑が立ち上がる。最強と謳われし項羽と、人柄のみが取り柄の劉邦。司馬作品に2人の血沸き踊る戦いが描かれているが本作は劉邦中心。役目を命じられて人を率い咸陽に向かうが、途中裏切り者が集団で逃げ出す。命令に背いた場合引率者が処刑される。劉邦は1人罪を背負い仲間に酒を振る舞う。私欲が蔓延る乱世だからこそ、劉邦の人柄に人は惹きつけられる。幾ばくかの仲間と山で雌伏し時の至るを待つ巻。著者初読ですが読みやすい‼️🙇2024/06/24

KAZOO

115
宮城谷さんの漢王朝の創始者である劉邦を主人公にしたもので新聞小説であるせいか読みやすい気がしました。司馬さんの「項羽と劉邦」が有名ですが、この宮城谷さんの作品も読者層を増やしそうな気がしました。陳勝呉広の乱を契機として立ち上がりますがやはり最初は苦戦して雌伏のときなのでしょう。ただ彼を評価する人物がかなり周りにいることがよくわかります。2018/08/23

つねじろう

61
まあ大変丁寧に劉邦を描いてる。司馬遼太郎の「項羽と劉邦」と比較されるのは仕方がない。それに比べるとテンポもメリハリも上品だけどそれはそれ宮城谷さんだから。2018/08/15

くまクマ

37
確かに出来るリーダーにはオーラが見えると言いますが、劉邦のそのオーラは天子の気とか五彩の気、たぶん半端ないんだろうな。最後、挙兵しました。次巻が楽しみです!2018/08/17

再び読書

36
陳勝、呉広の乱まで、劉邦が地元のあんちゃんの時代からのスタート。途中、すでに始皇帝は死去し、2代皇帝の胡亥に代わる。末子からの皇帝なので、血なまぐさい粛清の中、打倒秦のきっかけである二人の反乱が始まる。宮城谷作品の特徴とも言える人物の描き方の弱さが残念でもある。これからの動きに期待しましょう。2025/04/16

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